先週末、ともに今夏にイングランドに渡った鎌田大地(クリスタル・パレス)と菅原由勢(サウサンプトン)がプレミアリーグデビューを飾った。
これを受けて、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は「本当にショックだ。韓国のプレミアリーガーは『14人』で3年停滞。『15人』の日本に抜かれる」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。
「韓国サッカーは、イングランドプレミアリーグの出場選手数で“永遠のライバル”日本に抜かれるのを許した」
同メディアは、「韓国は、ライプツィヒでプレーしていたファン・ヒチャンが2021年にウォルバーハンプトンに移籍して以来、3年連続でプレミアリーグの新しい選手を輩出していない。韓国のプレミアリーガーの数は14人で停滞している」と指摘。こう続けている。
「ソン・フンミンがレバークーゼンを離れてトッテナムに移籍し、イングランドに渡った2015年まで、韓国のプレミアでデビューした選手は13人で、日本の7人の約2倍だった。それまでの日本サッカーは、プレミアリーグで優勝どころか、コンスタントに活躍する選手さえなかなか輩出できなかった」
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記事は「日本人で起用されたのは、レスターで王者となった岡崎慎司とセンターバックの吉田麻也だけ。ドルトムントのエースだった香川真司はマンチェスター・ユナイテッドで事実上の挫折を味わった。当然、パク・チソンやソン・フンミンを擁する韓国を羨む日本人も多かった」と過去を回想。立場が逆転した現状を嘆いている。
「キ・ソンヨンやイ・チョンヨンが相次いでプレミアリーグを去ってからは、彼らのポジションを埋める韓国人選手が現れなかった。その間、欧州中堅リーグで着実に成長した日本人選手が続々とプレミアリーグに参入し始めた。遠藤航と冨安健洋はベルギーのシント=トロイデンでヨーロッパでのキャリアをスタートし、菅原はオランダのAZから始め、プレミアリーグに昇格した。セルティックのエース古橋亨梧とイ・ガンインの親友である久保建英(レアル・ソシエダ)は移籍市場が開くたびにプレミアへの移籍が噂されている」
そして、「プレミアリーグの総出場数は韓国が1075試合(190ゴール)、日本が637試合(52ゴール)で、韓国が400以上多いが、現在の傾向が続けば、今後数年で追いつかれても不思議ではない」と懸念している。
こうした現状に危機感を持っているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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