「成長は感じています」浦和MF安居海渡が自身の進化に手応え! 川崎戦に向けて意気込みも「勝ちは絶対条件」

 浦和レッズは8月22日、公式YouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。8月24日に行なわれるJ1第28節・川崎フロンターレ戦に向けたチームの様子を伝える内容で、MF安居海渡のインタビューも収められている。

 安居は今季、ここまで20試合2得点を記録。開幕当初はベンチスタートも多かったが、J1第14節・京都サンガF.C.戦(3-0)以降はスタメン出場を続けている。そんな24歳は、現状についてこう語る。

「最初、出れていなかった時もあるのですけど、数字的な結果を残してから出られるようになっていって。自分的にも戦えている部分はあるのを感じています。ただもう少しやらないといけないというのもある。今、連続で出られてるっていうのに満足しないで、どんどん成長していかないといけないと、常に思っていますね」

 自身の進化については「成長は日々に感じていて、ボールの置き所をかなり言われたり、身体の向きも結構厳しく言われています。最初の時に比べたら、上手く前に運べるボールタッチもできるようにはなってきているので、成長は感じてます」という。

 17日に行なわれた前節の鹿島アントラーズ戦(0-0)では、随所で好プレーを連発し存在感を示した。自身のパフォーマンスを「球際で戦える部分も多くあったり、自分でシュートを打ったシーンもあるので。ああいうプレーが出せれば良いとは思ってるので、手応えはありましたね」と振り返る。

 自陣からドリブルでゴール前まで迫るプレーもあった。

「間で突破できると思ってドリブルを仕掛けて、最終的に(渡邊)凌磨君に渡ってゴールとはならなかったですけど、あそこまで行けたのは自分にとってはポジティブな要素。ただもう少し上手くやれる場面もあったのかなっていうのも、映像を見返してあったので。まだまだ成長できると感じましたね」
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 チームは直近2試合はいずれもドローで、5戦未勝利。6試合ぶりの勝点3を期す川崎戦に向けて、安居はこう意気込む。

「まずは勝ちを届けたいとみんな思ってるので、そこは絶対条件だと思っている。楽しんで帰ってもらえるために良いプレーもそうですけど、本当に勝ちが必要なので、そこを届けられればいいと思っています。

(川崎は)足もとの技術はJクラブのなかで、たぶん一番だとは思っていて。ポゼッションもかなり上手いので、そこをどうやらせずに、どう崩していくかも自分たち次第だと思う。そこを見てもらいたいと思いますね」

 そして、「まずはしっかり勝って、どんどん次に繋げていきたいのもありますし、個人的にも前のようなプレーを全試合出せるように頑張っていきたいです」と気合いを入れた。

 注目の川崎戦は24日の19時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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