残り1週間となった今夏のマーケットで、古橋亨梧のマンチェスター・シティ移籍は実現するのか。
シティはフリアン・アルバレス売却や負傷問題から、プレシーズンマッチで対戦し、ゴールを許した古橋に興味を示していると言われる。だがもちろん、セルティックとしてはエースをやすやすと手放したくないだろう。
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、シティから正式なオファーが届いていないと話した。ただ、そのシティの動き次第で移籍が実現する可能性はあるようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は、『GIVEMESPORT』で「可能性はある。基本的にはシティ次第だ」と話している。
「もちろん、セルティックはシティにとってやりやすくしないだろう。彼らは選手を残したいからだ。だが、選手にとっては大きなチャンスとなる。だから、シティがああいった経験のある選手を望むのか、若いタレントを狙うかを決めなければいけない。これは内部の議論だ。だが、ひとつの可能性であることは変わらない」
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GIVEMESPORTは「キョウゴのシティ移籍を軽んじる人は多いかもしれない。だが、彼は典型的なグアルディオラのFWだ。移籍したら必ず驚かせるだろう」と、古橋に賛辞を寄せた。
「オフ・ザ・ボールの動きに関しては誰にも劣らない。スペースを突くタイミングの良さも比類なきものだ。セルティックでの彼はいつも何もないところからチャンスを見いだすかのようだが、それは運によるものではない。見事な飛び出しでチームにとって大いに役立つだろう」
「セルティックもシティも、ポゼッションや相手のファイナルサードで過ごす時間が多い点に関して、それぞれのリーグで支配的であるのは似ている。よって、キョウゴはフィル・フォデンやケビン・デ・ブライネのようなクリエイティブなスターがパスを出すギャップを見つけるのにすでに長けているだろう。アーリング・ハーランドのバックアップとして完璧かもしれない」
シティが関心を寄せたのであれば、それはもちろん古橋の能力を評価しているからだろう。日本人ストライカーのメガクラブ移籍が実現するのか、注目度は高まるばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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