同じような日常を送っていても、いつまでも仲の良い夫婦もいれば長続きせず離婚してしまう夫婦もいます。一体、どんな違いがあるのでしょうか?
今回は、円満な家庭と離婚する家庭の違いを徹底解説します。それぞれの特徴からどんな相違点があるのか見ていきましょう。
離婚する家庭の特徴
夫婦間で上下関係ができている
離婚する家庭の特徴として、夫婦間で上下関係ができていることが挙げられます。
代表的な例としては、モラハラやDVといった問題です。どちらか一方が相手に逆らえない状況まで追い込まれ、逃げられない精神状態からかなりのストレスを抱えます。
上下関係ができていると一緒にいること自体が苦痛になり、離婚しか選択肢が無くなってしまう夫婦がほとんどです。
どちらかもしくは両方が不倫をしている
不倫が原因で離婚に至るケースもよくあるパターンです。一度不倫という裏切りをされると、なかなか相手を信頼することができなくなり夫婦関係は破綻します。
子どもがいる家庭であれば再構築を選ぶことも多いでしょう。しかし、その後長い年月をどうしても許せないまま過ごし、子どもが大きくなってから熟年離婚する夫婦も増えてきています。
経済格差がある
離婚する家庭の中には、経済格差が原因となっていることもあります。妻の収入が夫より上回っている、夫が専業主婦の妻に生活費を渡さないなどの特徴が挙げられます。
また、収入面は安定していても、どちらか一方が浪費家であることから離婚に繋がってしまうことも。金銭面のトラブルは、夫婦の信頼関係を破綻させる大きな要因になりがちです。
親と密接すぎる
離婚する家庭の意外な特徴として、親との関係が密接すぎることも挙げられます。
初めはいい夫婦関係でも、ことあるごとに親が介入してきたり、ひと昔前のように同居したりしていると嫌気が差してくるのでしょう。
自分の親だけを大切にしようとして夫婦仲が悪くなってしまうパターンも。いくら義理だとしても、できるだけ平等に接することがいい夫婦関係に繋がるポイントです。
コミュニケーション不足
離婚する家庭の最大の特徴は、圧倒的なコミュニケーション不足です。
仕事や生活リズムの違いから、一緒に住んでいてもすれ違いが続き、いつの間にか相手を理解しようと努力しなくなっていきます。
会話が無くなれば次第に気持ちが離れていき、冷え切った夫婦関係に。気が付いたときにはパートナーが必要ではない存在へと成り下がっているのです。
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円満な家庭の特徴
夫婦二人の時間を作っている
円満な家庭は、夫婦二人の時間を必ず作っています。毎日仕事や育児に追われていても、今日あったことを話したり、気兼ねなく相談したりする時間を持っています。
また、子どもがいても、時間を見つけては二人でデートや食事を楽しんでいるのも特徴的。手をつないで歩いている姿は、周りから見ても仲が良さそうだと感じますよね♡
家事や育児は助け合う
夫婦二人で家事や育児を分担できている家庭も円満であるケースが多いです。共働きが普通となっている令和の時代では、妻に家事を押し付けるわがままは通用しません。
お互いに助け合って支えていく必要があります。
二人で家のことを終わらせれば、どちらかに負担がかかりすぎることなくストレスも半分に。毎日必ずやらなければいけないことだからこそ、役割分担は必要不可欠です。
感謝や思いやりを忘れない
円満な家庭は、何年経ってもパートナーへの感謝や思いやりの気持ちを忘れません。些細なことに対しても「ありがとう」「頼りになる」とポジティブな言葉を口にします。
また、相手への思いやりも強く、困ったことがあればすぐに気づけます。「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、お互いに気遣いを忘れず尊重し合うことが仲の良い夫婦関係を持続させます。
一人の時間を大切にする
いくら仲良くいたいからと、常に一緒に過ごすのは大変……円満な家庭ほどお互いの一人の時間を大切にしているものです。
人生を楽しく過ごすためには、家族との時間だけでなく、ときには趣味や友達との時間だって必要です。
仲の良い夫婦は、頭ごなしに否定せず、ある程度自由な時間を設けてお互いの時間の使い方を尊重します。
話し合いができる
よく「私たち、喧嘩しません」という夫婦がいますが、決して喧嘩しない=円満な家庭というわけではありません。
平和でいたいからと極端に喧嘩を避けていると、言いたいことが言えず我慢する日々に限界がくるでしょう。
本当に仲の良い夫婦は、ちょっとしたトラブルや不満はその都度話し合って解決することができます。
喧嘩になったとしても、いい方向へ進むための意見を言い合うので、結果として仲直り後はより深い信頼関係を築けるのです。