朝ドラ「虎に翼」で描かれた“旧姓の使用”という問題について、8月23日に放送された情報番組「ニュースーン」(NHK総合)が取り上げ、主人公・寅子のモデルである三淵嘉子さんは、実際は法的な婚姻関係を結び三淵姓にしたが、実子はそのまま和田姓を使ったと紹介された。

朝ドラ「虎に翼」第21週で、主人公・寅子と星航一が再婚の際に名字を変えるかどうかが大きなテーマとなり、寅子のモデルとなった三淵嘉子さんを長く取材したNHK解説委員室解説主幹・清永聡氏は、実際の三淵嘉子さんは昭和31年に三淵乾太郎さんと法的な婚姻関係を結び、三淵姓となったと説明。

ただ、三淵さんの実子である和田芳武さんは、戦病死した父である和田芳夫さんの名字を名乗る人がいなくなるため、母親である嘉子さんと相談して、母と子で名字は違うままでいたと説明があった。