「日本にこんな場所が…」窃盗犯が住み着いた部屋、暴走族に破壊しつくされたラブホテル…廃墟データベース運営に聞いた“魅力”と忘れられない4つの「部屋」

廃墟を訪れる人への注意喚起 

そして最後に、廃墟を愛するものとして、たくさんの廃墟をめぐってきたものとして、Haikenさんは活動についてこう話す。

「現在に至るまで当方が細々と活動を続け、サイトが運営できているのは、多くの廃墟ファンの皆様のご理解・ご協力があってものです。廃墟を探索するうえでは、とにかく地元に迷惑をかけないように行動することを心掛けています。大変残念なことですが、廃墟には破壊行為や盗難、さらに放火のような事例がたびたび見られます。普通の廃墟ファンは絶対にそういうことをしないと信じています」

廃墟に興味を持つ人が増えるのはいいが、くれぐれもマナーをしっかりと守り、節度ある行動を心掛けてほしい。

取材・文/集英社オンライン編集部 写真/Haiken