【たくろう赤木の面白いとこ#57】森ノ宮よしもと漫才劇場の面白いとこ

最近、鏡で自分の顔を映しながら作業すると集中力が上がると聞いて、鏡を机に置いてみました。
作業中に不意に目に入る自分の顔はかなり不機嫌そうでした。
「無意識の時おれこんな顔してるんだ」とちょっとショックでした。

電車とかでたまに見かける顔が不機嫌すぎるおじさんでした。
そういう顔のおじさんを見かけた時は「そんな顔するなよ」と思ってましたが、僕もそんな顔の一員でした。
不機嫌な顔したおじさんが不機嫌な顔したおじさんを見て「そんな顔すんなよ」と思っているというかなり滑稽な構図でした。

これはまずいと思ったので、今では鏡と目が合うたびに口角をあげるようにしてます。
まずは口から。目は後から練習します。

どうも宇宙戦艦ことたくろうの赤木です。


出典: FANY マガジン

大阪にはよしもと漫才劇場が2つあります。
1つはなんばに、もう1つは森ノ宮にあります。
今回はその森ノ宮のよしもと漫才劇場の面白いとこを紹介します。

1つ目の面白いとこは地下鉄トランペットぶっ放しおじさんです。
劇場に1番近い森ノ宮駅の出口には、かなりの高確率でトランペットぶっ放しおじさんがいます。
エスカレーターのない階段を登るタイプの出口なんですが、その階段の上から吹き下ろす感じでトランペットを吹いています。

途中までは階段を一生懸命登るのを応援されている気持ちになるのですが、あと10段のとこくらいまで登ると急に吹くのをやめてしまいます。
そして、そっぽを向いて気まずそうにしてます。
それを見ると僕もなんだか気まずくなります。

なんか何も吹いてなかったみたいな顔をしています。
僕も負けじと登ってなかったみたいな顔をしてすれ違います。
トランペットぶっ放しおじさんとの「何も無かった対決」はあそこでしか体験できません。

2つ目の面白いとこはくさくさ銀杏ロードです。
トランペットおじさんを倒すと次はくさくさ銀杏ロードというダンジョンに入ります。
細い歩道に所狭しと大量の銀杏トラップが仕掛けられています。
銀杏系のダンジョンの中でもかなりの高難度です。

僕はちゃんと下を見て蛇行しながら銀杏を踏まないように切り抜けてるのですが、何にもないみたいな顔で歩ける人もけっこういます。

ああいう人は間接視野でなんとなく銀杏の位置を把握しながら歩いているのでしょうか。
大きい帽子被ってヒール履いてる人とか何にもないみたいな顔で歩いてるイメージです。
銀杏に怯えながら歩いてるのがカッコ悪いから何にもないみたいな顔してるのでしょうか。
正直あれできる人マジかっこいいです。

以上が森ノ宮よしもと漫才劇場の面白いとこです。

今回は森ノ宮よしもと漫才劇場の外の話しなってしまいましたが、中に入っても結構面白いです。
ぜひ中に入ってください。

ちなみにくさくさ銀杏ロードは秋限定ダンジョンですのでご注意ください。
あと普通に銀杏を避けられる導線もあるはずなんで冒険に興味がない方はそちらでご来場ください。