2024年8月26日(月)、芸能プロダクション「ワイケーエージェント」の音楽部門である「YK MUSIC ENTERTAINMENT」による新人ボーイズグループ『WILD BLUE(ワイルドブルー)』が、都内でグループ結成を記念した記者会見を行った。

『WILD BLUE』グループ結成記者会見


©︎YK MUSIC ENTERTAINMENT

『WILD BLUE』は、俳優としても活躍する山下幸輝(やました・こうき)、グループ最年長で韓国の事務所での練習生経験を持ち、オーディションプログラムにも出演していた宮武颯(みやたけ・はやて)、さまざまなダンス大会で入賞した経歴を持つ鈴川直弥(すずかわ・なおや)、子役として活動し数々の映像作品やミュージカルへの出演経験のある池田優斗(いけだ・ゆうと)、グループ最年少で韓国の事務所で練習生経験を持つ鈴陽向(すず・ひなた)の5名で結成。山下がリーダーを、宮武がサブリーダーを務める。

縁が重なって結成された「奇跡の5人組」

5人は壇上に登場すると、早速「こんにちは!WILD BLUEです!」と爽やかな笑顔で挨拶。


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山下はグループ名の由来について、「“無限に広がる青空”という意味が込められていて、いつでも誰かのそばに居続け、力を必要とする人には勇気や希望を与えて、また、昔から知っていたような不思議な気持ちにさせてくれるグループでありたい、という意味が込められています」と説明。

続けて、「僕らはステージでパフォーマンスがしたいという強い夢を持ったメンバーが集まっていて、昔から知っている子たちの再会や、共に切磋琢磨してきた子との再会、いろんな縁が重なって集まることのできた奇跡の5人組です」と結成の喜びを滲ませた。

また、「ロールモデルとなる方は?」という質問では、「ロールモデルはいないんですよね。僕らのカラーを前面に出していきたいですし、僕らが逆に誰かのロールモデルになれたらいいなと思います」と宣言した。


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宮武はグループのビジョンについて、「たくさんの人たちの心を動かせるような音楽を届けられることが一番かなと思っています。寂しい時や悲しい時はそれに浸れるような曲を、つらい時はつらさを代弁してくれるような、でも勇気づけてくれたり、ポジティブな面だけでなくてネガティブな面も表現できるようなアーティストになれたら、いつもどんな時も寄り添えるアーティストになれると思うので、それが目標です」と意気込みを語った。


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グループの推しポイントについて聞かれると、鈴川は「僕たちはダンス経験の多いメンバーが集まっているので、WILD BLUEらしさ、WILD BLUE全開の力強さだったり、繊細なダンスパフォーマンスができると思っています。もう一つは、メンバーの(山下)幸輝と(池田)優斗は俳優経験があるので、演技力も推しポイントかなと思います」とアピール。


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池田は、今後活動をしていく上で楽しみなことや挑戦したいことについて「グループとしてたくさんのステージに立ちたいなと思っています。大きなステージに立つことも目標の一つです。音楽活動以外にも、それぞれで役者だったりモデルだったり、バラエティや声優だったり、幅広いジャンルで活躍していけたらと思います」と声を弾ませた。


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グループに最後に合流したという鈴は、「最後のメンバーということもあって会う前まで緊張していたんですけど、みんな優しくて、積極的に話かけてくれて、すぐに打ち解けられました」とエピソードを披露した。

グループ内では“何担当”?個性的な回答に「それがもう天然(笑)」

グループ内でそれぞれが“何担当”かという話題になると、山下は「WILD BLUEのWILD BLUE担当。WILD BLUEの軸となる、顔となる存在でいたいなという想いもありますし、僕がWILD BLUEはこんなグループだよ、というのを発信していきたいです」とリーダーとしての存在感を示した。

ファッションが好きだという宮武は「僕はおしゃれ番長でいきたい」とコメント。メンバーたちも納得の様子で「(宮武)颯くんは私服もおしゃれ!」「服装もだし、パフォーマンスもおしゃれ」「すべてがキマってる」などの声が上がった。

鈴川は「音楽担当。DTM(Desk Top Music=デバイスを使った音楽の作成・編集の総称)を家でやっているんですけど、数年後には僕が作った曲をメンバーに歌ってもらったり、自分で歌ったりしたいです。WILD BLUEに大きな音楽の風を送り込めるような音楽担当になりたい」と目標と共に語った。


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池田は「運動が好きで、そういった面で好奇心旺盛。みんなでそれぞれの魅力について話し合った時に、僕はこのグループの爽やかを担うと他のメンバーが言ってくれたので、好奇心旺盛な爽やか担当ですね」と、はにかんだ。

鈴は「メンバーやスタッフさんによく天然と言われるので、天然担当かなと思っています。自分でわからないので、メンバーからエピソードあれば聞きたいなと…」と、メンバーにコメントを求めると「初めて言われたわ、天然エピソードを話してくださいって(笑)」「それがもう天然だよね(笑)」とツッコまれる一幕も。

宮武考案の“題名のないゲーム”がメンバーに好評


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記者会見中もテンポの良い会話で、仲の良い様子を見せていた5名。グループでの仲良しエピソードについて聞かれると、宮武は「よく5人でミーティングをするんですけど、本当に仲が良いからこそ意見をぶつけたり、叱ったり、いろんなことをするんです。けど、その1、2分後にはみんなでゲームして遊んでいるっていうのが、仲良いなって思います」と笑顔。

ゲームの内容については「既存のゲームではなくて、即興ゲーム」であり「題名のないゲーム」だそうで、主に宮武が考案しているそう。「クオリティが高くて面白そうってなるから、やりたくちゃっちゃう!」とメンバーからも好評で、最近では「YouTubeの動画の1番上にあるコメントを予想する」ゲームを3時間やっていたと明かし、笑いを誘った。

宮武は「勝ち負けとかはないように作っています。チームワークを乱さないように、“俺が、俺が”となっちゃうと困るんで。みんながただ楽しいようなゲームを作るようにしています」と話した。

9月に1stシングルをリリース!TGCで初パフォーマンスも決定


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記者会見では、2024年9月6日(金)に1stデジタルシングル「WILD BLUE」のリリースが発表された。グループ名と同じ名前の楽曲について山下は、「僕らの始まりにふさわしく、どこか懐かしさも感じられる楽曲になっていますので、楽しみにしていてください。パフォーマンスも準備しておりますので、ご期待ください!」と呼びかけた。

リリースの翌日となる9月7日(土)には、「第39回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER」にアーティスト出演することも決定。初パフォーマンスを披露する。宮武は「さいたまスーパーアリーナという大きな会場での初舞台ということで、緊張はもちろんありますが、たくさんの方に会えるというワクワクの方が大きいです。早くパフォーマンスしたくて、うずうずしています」と熱い想いを語った。

さらに、11月11日(月)には、パシフィコ横浜の国立大ホールでデビューショーケース「The First Light」を開催予定。なお、チケットの先行受付は本日8月26日より開始されている。

Profile

『WILD BLUE』

「心の赴くままに生きる勇気をくれるグループ」をコンセプトに作られた5人組ボーイズグループ。グループ名の『WILD BLUE』は「無限に広がる青空」という意味が込められていて、いつでもそばに居続け、力を必要とする人には、希望や勇気になってくれる。

記憶に溶け込むほど、リアルで親近感のあるメンバーが挑戦し続ける姿で、彼らと「共に冒険したい!」と思わせ、まるで前から彼らを知っていたような“存在しない記憶”を呼び起こすエモーショナルな存在。情報過多のSNS時代に、完璧を求め・求められることに疲れた人々に自分の「心の声」に耳を傾ける時間を提供していく。

【山下幸輝(やました・こうき)】
TBS系日曜劇場「アンチヒーロー」やフジテレビ系「ビリオン×スクール」など話題作に立て続けに出演し、俳優としても活躍中。特技のダンスを生かし、グループとして新たな活動を始める。グループのリーダーも担当。

【宮武颯(みやたけ・はやて)】
韓国の事務所で練習生生活を送っていた経験を持つ。ダンス、歌ともに十分な実力があり、トークセンスも抜群。グループ最年長でオールラウンダー。サブリーダーとして山下と共にグループを支えていく。

【鈴川直弥(すずかわ・なおや)】
高校生の頃からさまざまなダンス大会に出場し入賞。韓国の事務所で練習生を経験し、2022年から日本を拠点に活動を開始している。高身長を生かしたダイナミックなダンスが魅力。

【池田優斗(いけだ・ゆうと)】
幼い頃から子役として活動し、数々の映像作品やミュージカルなどに出演。培ってきた経験を生かした表現力豊かなパフォーマンスが特徴。

【鈴陽向(すず・ひなた)】
韓国の事務所で練習生経験がある。グループ最年少の愛されキャラでいながら、アンニュイな雰囲気をまとったパフォーマンスで魅せるギャップが印象的。