眼科医による、意外と知られていない目薬のさし方がX(Twitter)で話題です。「初めて知りました」「これいい!」などの声が上がり、5万件を超える“いいね”を集めています。
Xを見ている方はご存知だと思いますが、目薬の底を押せば目薬は1滴がゆっくり出てきます。未だに外来で伝えると、「そんなの聞いたことない」という患者さんは結構います。啓発活動はリアルでこそ必要なようです。 pic.twitter.com/p8nMvd4JjV
— ドクターK@眼科医パパ (@doctorK1991) August 16, 2024
容器の“側面”ではなくて……?
目薬をさそうとすると、力加減が難しく、必要以上にポタポタと出てしまうことがありますが……。Xユーザーで眼科医のドクターK(@doctorK1991)さんによると、容器の「底」を押せば、1滴ずつゆっくりと出せるのだそうです。え、容器の側面ではなくて?
実際の動画でも、底を押すことで、きれいに1滴ずつ出ている様子が確認できます。これは知らなかった……。なお、容器によっては底を押しにくい場合があるかもしれませんが、ドクターKさんによると「処方薬に似たボトルタイプであればまずできます」とのこと。
できるものもあります。ソフトサンティアなど処方薬に似たボトルタイプであればまずできます。
— ドクターK@眼科医パパ (@doctorK1991) August 16, 2024
コメントでは「この事を知ってから 目薬さすのがとても楽になりました!」「市販の点眼薬も底押したら一滴うまくさせました」などの感嘆の声が。ほかにも「ペットの目薬も上手にできるようになりました!」との声も寄せられています。
眼科医のドクターKさんは、目の健康についての情報をXやInstagramなどで発信しています。
動画提供:ドクターK(@doctorK1991)さん
Xを見ている方はご存知だと思いますが、目薬の底を押せば目薬は1滴がゆっくり出てきます。未だに外来で伝えると、「そんなの聞いたことない」という患者さんは結構います。啓発活動はリアルでこそ必要なようです。 pic.twitter.com/p8nMvd4JjV
— ドクターK@眼科医パパ (@doctorK1991) August 16, 2024
ドクターKさんの目薬に関するほかのポストまとめ
よくやる間違いですが、目薬を付けた後に「パチパチまばたきをする」のは間違いです。直後に、まばたきをするのは仕方ないですが、まばたきをそのまま続けると、せっかくの目薬が目の外に出てしまいます。「目頭を軽くつまみ、そっと目を閉じる」が正しいので覚えておいてくださいね☺ pic.twitter.com/F6ZuYaRQ0X
— ドクターK@眼科医パパ (@doctorK1991) August 20, 2024
泣いたら鼻水が出てくるのは、イラストのように目と鼻はつながっているからです。目薬も鼻に流れてくるので、目頭を軽く抑えるようにすると、鼻水や目薬の苦みなどを軽くすることができます。 pic.twitter.com/P5qRNNauwf
— ドクターK@眼科医パパ (@doctorK1991) August 20, 2024
知っておきたい正しい目薬の使い方
・手作りしない
・1回1滴で十分
・目薬の先が目に触れたり、まつ毛に触れないように
・さした後まばたきしない
・貸し借りしない
・期限切れを使わない
・防虫剤、湿布薬を近くに置かない
・油性ペンで直接字を書かない
・室温保存は1-30℃、部屋に置きっぱにしない— ドクターK@眼科医パパ (@doctorK1991) August 19, 2024
寄せられた反応
もう何年も目薬処方されてるけど、今日初めて知りました…衝撃🫨
— チンクタック (@Cho1207Seungwoo) August 16, 2024
外から失礼します
この事を知ってから 目薬さすのがとても楽になりました‼️— ルビー (@Al2o3_pinkruby) August 16, 2024
お陰さまで、ペットの目薬も上手にできるようになりました!
— ルツ (@pugpug315) August 17, 2024
市販の点眼薬も底押したら一滴💧うまくさせました
— 🕊Yuri (@hare542) August 16, 2024
動画提供:ドクターK(@doctorK1991)さん