ギレルモ・デル・トロ監督が、スコットランドのホテルで“怒る幽霊”に出くわしたという。
新作映画「フランケンシュタイン」をアバディーンで撮影中のデル・トロ。クルーの一人が、心霊現象が起きるとして出て行った古いホテルの「最も呪われた部屋」での滞在を報告している。
デル・トロはTwitter(X)にこうつづる。
「アバディーンにいる間、1800年代に建てられた古いホテルに滞在中だ。プロデューサーの一人が退去した最も幽霊が出そうな部屋に私は泊まっている。何かあったら報告するよ」
その後、デル・トロは奇妙な現象こそ目にしなかったものの、その部屋の圧迫感から寝ることを断念。何かがいると確信したそうだ。
「まだ何も起こっていないが、部屋の圧が凄い。これ以上あそこで過ごすつもりはない」
「現時点で私は別の部屋で寝ている。良い撮影をするためには6時間の睡眠が必要だ。1日の早い時間と遅い時間にその部屋を立ち寄っているが、何か起こる可能性もあるし、あと2回ほどアップデートするつもりだ」
そして8月22日に撮影を終え、その部屋に戻ると“怒り”の存在を感じたという。
「撮影の日を終えた。これからあの部屋に入る。8時に夕食。何かあったら更新する。部屋には波動以上の何か怒りや縄張りといったものがある。怒りの断片だ。4号室」
その後、デル・トロはスマホで電子音声現象(EVP)の録音を試み、不気味な何かをカメラに収めようと鏡を写真で撮るも、その正体を掴むことはできなかったそうだ。
23日の朝に、再びデル・トロはTwitter(X)にこうつづっている。
「音声も画像もなかった。ただ圧迫感の波動だ。4号室へ、私は戻って来るだろう。人生には形無し。グランドフィナーレも無い」