ファミリーマートは、和食の名店「賛否両論」と洋食の名店「上野精養軒」監修の「絶品おむすび」全4種類の発売を順次開始した。第一弾として8月27日からは、ファミマのおむすび具材で売上トップ2の「ツナ」と「鮭」を具材にした商品が登場している。
近年、インバウンドをはじめとする国内外での需要の高まりを受け、おむすび専門店が増加するなど、総務省の家計調査(2人以上世帯)では2023年の「おにぎり・その他」の消費支出額が前年比14.3%と大幅増となっている。そんな中、様々なおむすびを組み合わせた進化系や、より付加価値のあるおむすびにも注目が集まり、ファミマでは「ごちむすび」や「SPAMむすび」「サンドおむすび」などを発売。「ごちむすび」は20年10月の発売から累計販売数が2億8000万食に達したという。
そして今回、東京・恵比寿に店を構える人気日本料理店「賛否両論」と東京・上野で創業1872年の老舗西洋料理店「上野精養軒」が監修する「絶品おむすび」を発売。第一弾として、一本釣りされたびんながまぐろのツナのチャンク(かたまり)を崩して使用した「賛否両論」監修の「ごちむすび 一本釣近海まぐろのツナ いぶりがっこ入り」(240円=税込=以下同)、ムニエル風に焼き上げた銀鮭をタルタルソースと組み合わせ、バター風味のごはんで包んだ「上野精養軒」監修の「ごちむすび 銀鮭のムニエル風(タルタルソース)」(258円)が登場。
9月3日からは第二弾として、「賛否両論」監修の「生姜ごはん ツナからし醤油」(158円)と、「上野精養軒」監修の「スモークサーモン ペッパーおむすび」(176円)が発売予定となっている。
※写真は「ごちむすび 一本釣近海まぐろのツナ いぶりがっこ入り」