マライア・キャリー(55歳)が、母親と姉の他界を悼んでいる。

8月26日、マライアは週末に母親のパトリシアさんが87歳で亡くなったことを報告、同日に姉アリソンさんも63歳で帰らぬ人となっていた。

マライアはピープル誌にこう語る。

「この週末に母を亡くし心が張り裂けそうです。悲劇的なことは続き、姉も同じ日に命を落としました。亡くなる前の最後の1週間を母と過ごせたことに幸せを感じています」
「この大変な時期に皆さんの愛とサポート、そしてプライバシーの尊重を感謝しています」

経緯や死因など詳細についてマライアは明かしていない。

1973年にマライアの父親、故アルフレッド・ロイ・キャリーさんと離婚した母親のパトリシアさん。第1子を出産するまでは、オペラ歌手でボーカルコーチでもあった。

一方、姉のアリソンさんは生涯を通じてホームレス生活といった苦難を切り抜けながら、マライアとは何年も疎遠だったという。

母親パトリシアさんとの関係についてマライアは2020年に出版された「ザ・ミーニング・オブ・マライア・キャリー」の中でこう語っていた。

「自分の人生のいろいろな側面と同様、母との旅路は矛盾、相反する現実に満ちていた。決して黒か白ではない、虹のような感情でいっぱいだった。私たちの関係はプライド、痛み、恥、感謝、嫉妬、賞賛、失望が入り混じったトゲだらけロープのようなもの」
「複雑な愛情が私の心を母の心に縛り付けている」