桜田ひよりが主演するドラマ「あの子の子ども」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、27日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
直実(美村里江)の気持ちを知り、その言葉を胸に刻んだ福(桜田)の中に、これまでにはなかったある思いが芽生える。
翌日、晴美(石田ひかり)から福の妊娠を聞いた慶(野間口徹)が、いても立ってもいられず帰国する。放課後、福が帰宅すると、そこには慶だけでなく、晴美から連絡を受けた直実と宝(細田佳央太)の姿も。慶は2人をしかるでもなく、優しく福に今の気持ちを問い掛ける。すると、宝と福は覚悟を決め、「産みたい」と答える。
その答えに息をのむ2人の母とは対照的に、慶の反応は予想外のもので、終始冷静な慶に戸惑いを隠せない福と晴美。ところが、慶は2人が高校生であることを理由にとんでないことを言い出す。その考えは、そこにいる全員に衝撃を与え、やがて晴美との夫婦関係をも脅かすことに…。
放送終了後、SNS上には、福の父・慶を交えた波乱の家族会議の場面について、「家族会議のぴりぴり感とスピード感よ…。静なドラマで急に流れを変える野間口パパ、すごい」「福のお父さんの意見は現実的だけど、お母さんを軽視した発言はいただけないな」「感情を揺さぶられた。お父さん、厳しい社会で揉まれてきた者として間違ったことは言っていない。離婚宣言にはびっくりした」「福パパの『(産んだら)女はお花畑に戻れないが、男はいつでも戻れる』って言葉は、正直事実だと思う」などの感想が投稿された。
また、直実の宝に対する発言について、「真っすぐに『宝は逃げません』と言い切れる宝ママが良かった。女手一つで育てる中でも大事なことを教えてきたと思うし、宝を誇りに思っているからこその言葉だ」「宝のお母さんの本心、めっちゃ分かる。逃げてほしいよ…でも逃げない息子に育てたお母さんはすごい」「宝のお母さんの気持ちが理解でき過ぎて泣いた。大切な人のために一生懸命になれる宝は、お母さんが自分のために泣いてるのを見るのもつらいよね」といった声も寄せられた。