「10ヤード飛距離が伸びた」話題の“AIスイング診断”を試してみた!

撮影、解析技術の進化で、ゴルフ上達はよりスピーディになっているなか「これぞ最先端!」というシステムを発見。


AIGIAシステムで上達法は新世代に突入!

昨今、数値化された弾道データをヒントにレッスンが行なわれているが〝体の数値化〞はまだ先……と思いきや、すでに実用化されてスクールやゴルファーから注目されている。そんな話題の「AIGIAシステム」を体験取材してきた。

あなたのスイングは何点?

「AIGIAシステム」を中級者ゴルファーが体験。1球打つだけで、さまざまな計測データが大きなタッチパネル画面に表示される。「センターポジション」「ネックポジション」など聞き慣れないワードもあるが、点数(100点満点)が出るのがおもしろく、取材スタッフも「やってみたい!」とすぐさま興味をもった。

体験モデルを務めてくれた直井さんは、飛ぶし弾道もキレイ。しかし、点数は意外にも51点!? ドライバーは体の動きが大きいので高得点を出すのはプロでも難しいらしいが、この点数になった理由や上達に向けて修正すべきポイントは、この画面内にすべてはっきり出ている!

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直すべきポイントをわかりやすく指摘 
AIスイング診断の赤帯部分が修正点


次世代レッスンの新ワード!
※AD(アドレス)、HB(ハーフバック)、TP(トップ)、HD(ハーフダウン)、I M(インパクト)、HF(ハーフフォロー)

データ項目と数値に「赤い帯」がついているのが、いわゆる“赤点”の部分。理想のスイングと比較し「どこが、どうなっていて、どのくらいズレているか」などが表示されている。この直井さんのスイングデータをフェイズ(段階、局面)ごとに詳しく解説。香川コーチのレッスンを交えて修正点を明確にしていく。

前傾ライン(スイング中の前傾角度を数値化)

直井さんの前傾角度はほぼ理想値。ハーフフォローで少しだけ体が起き上がって赤点になってしまった(×写真)ので「もう少し前傾をキープし続ける」でオール理想値に。回転力もミート率もさらにアップします。

Chiyomi’s Lesson

前傾キープは、上体よりもお尻の位置がポイント。お尻が前に出ると骨盤の傾きが浅くなり上体が起き上がってしまいます。アドレス時のお尻の位置をハーフフォローまでキープしましょう。