『ワンピ』冗談半分で語られる「ナミ最強説」　将来有望な”血筋”に「ポテンシャルすごい」

画像は『ONE PIECE LOG COLLECTION “NAMI”』（エイベックス・ピクチャーズ）　(C)尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション

【画像】くそ、髪短くてもかわいいな…　こちらはナミの今と昔です（4枚）

ノジコのセリフに違和感？

『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する「ナミ」は、卓越した航海術と口のうまさで麦わらの一味を支える人物です。「東の海（イーストブルー）」から仲間になったにもかかわらず、いまだに出自の謎が残されており、ファンの間ではさまざまなうわさが飛び交っていました。そのうちのひとつに「最強説」が挙げられます。麦わらの一味内でも戦闘要員とはいえないナミに、なぜ「最強説」が出たのでしょうか？

　現時点で出自について分かっていることといえば、「オイコット王国」の戦争孤児として、当時の海軍「ベルメール」に拾われたことくらいです。

　そしてナミの過去に関して近年、新たな可能性を示唆する描写が登場しました。それは「Dr.ベガパンク」の全世界に向けた「空白の100年」に関する配信でのことでした。この動画は世界各地で配信されており、ナミとともにベルメールに拾われた義姉「ノジコ」も登場しました。

　ノジコは全人類が注目する「空白の100年」に関する真実が配信されたにもかかわらず「あとで教えて　わたしはみかん畑を見てくる」と、発言します。ノジコの性格からして本当に興味がなかったという可能性も高そうですが、「この興味のなさが不自然」と、「空白の100年」への関係性を疑う声も聞かれました。

　また、ナミは重要キャラとの関連性がたびたび描かれます。ナミの考察として有名なのは、ローマ字での「NAMI」を逆から読み、本来は「I’m AN」だったのではないかという考えでしょう。海賊王「ゴール・D・ロジャー」と「ルージュ」の子供が女の子だった場合、「アン」と名付ける予定だったようで、「ロジャーのもうひとりの子供説」が長年ささやかれ続けていました。

　また、古代兵器「ポセイドン」と判明した「しらほし姫」には、初めて会うのにホッとするといわれます。このことから、「ナミ＝古代兵器ウラヌス説」が浮上し、「古代兵器同士で何かを感じ取ったのではないか」との意見も聞かれました。

　そのほかにも、天候を従える「シャーロット・リンリン」こと「ビッグ・マム」の強力なホーミーである「ゼウス」を従え、急激に戦力を上げました。ナミの口のうまさはもちろんですが、ビッグ・マムの魂の一部ともいえるゼウスを手なずけるのは、何か特別な血筋であった方が納得感もあります。

　つまりナミには、出自の謎に加えて、かつての海賊王であるロジャー、古代兵器のしらほし、元四皇ビッグ・マムといった、物語の鍵となる重要人物らとの関連性が見られるのです。これらのいずれかが当たっていた場合、血筋だけで十分「最強」になりえる素質を兼ね備えているといえるでしょう。

　現在のナミは、順当に力を付けており、ゼウスを手に入れたナミに対して「エネル級じゃん！」「事実上、多重ロギア系能力者」「対ロギアの相性抜群じゃない？」など、その強さにも注目が集まっています。

　また、ブチギレするナミを見た「ジンベエ」が「は…覇王色!?」と驚くギャグコマについて、真剣に考えるファンも一部いるようです。これがもし本当であれば、ナミが「最強」として活躍する未来は、案外あり得るのかもしれません。

※記事の一部を修正しました（2024年8月30日13：23）