オアシスが、再結成の映画化に関する巨額のオファーを受けているという。

ノエル、リアム・ギャラガー兄弟の15年間にわたる確執が終わり、来年7月からイギリス、アイルランドを回るツアー「オアシス・ライブ’25」を開催する同バンド。現在アップル、ネットフリックス、Amazonプライム・ビデオがカメラの許可のため、熾烈な入札合戦を繰り広げていることが明らかとなった。

ある情報筋はザ・サン紙にこう話す。

「ノエルとリアムのチームにはドキュメンタリーの権利を確保しようと躍起になるプロダクション会社からのオファーが殺到しています」
「アップルの専門チームは入札に関する会合の機会を設け、ネットフリックスやプライム・ビデオも同様のことをしています」
「オアシスの再結成はここ最近の音楽界で最も大きな話題で、ノエルやリアムにアクセスできることは大当たりとなるでしょう」
「兄弟が再び一緒になり、苦い決裂を過去のものにする、センセーショナルな視聴となります」
「提示されている額は数百万ポンドに上ります」
「ノエルとリアムをその気にさせるにはそれなりの額が必要なことを彼らはわかっていますから」
「2人のチームがオファーを照合しており、いずれ精査する予定となっています」
「ノエルとリアムが再結成の撮影に応じるかはまた別問題です」
「その必要もなく、音楽に集中していますからね」
「しかし何もかもさらけ出した復帰に関するドキュメンタリーが作られれば歴史に残るものとなります」

2009年のパリ公演のバックステージでのギャラガー兄弟の喧嘩が原因で解散となった同バンドだが、2016年のマット・ホワイトクロス監督によるドキュメンタリー映画「オアシス:スーパーソニック」にノエルとリアムは別々に参加、同作は130万ポンド(約2.5億円)の興行収入を記録していた。

元メンバーのギタリスト、ゲム・アーチャーとポール・“ボーンヘッド”・アーサーズも参加予定の再結成ツアーは先日、マンチェスター、ロンドン、エディンバラでの追加3公演が決定、4億ポンド(約756.6億円)の売り上げを達成する見込みで、テイラー・スウィフトの「ジ・エラズ・ツアー」を超える可能性もあるという。