テイラー・スウィフトのウィーンでのコンサートで、テロリストが数万人の殺害を企てていたことが明らかとなった。

「ジ・エラズ・ツアー」の一環で、オーストリアの首都にあるエルンスト・ハッペル・スタジアムで8月に予定されていた3公演は、テロ計画により中止に。今回、ABCニュースが米CIA副長官のデヴィッド・コーエン氏の言葉をこう引用している。

「あのコンサートで多くのアメリカ人を含む、何万人もの人々を殺害しようと彼らは企んでいました」
「オーストリア当局が逮捕に至ることができたのは、諜報機関や我々のパートナーがISISと繋がりのあるグループが何か計画しているという情報を提供したからです」
「私の諜報機関、そして他の機関でもラングレー(CIA本部)にとって良い日だったと考えた人がいたことは確かです。私の職場のスウィフティ(テイラーファン)だけでなくです」

一方、テイラーは同ツアーのヨーロッパ最終公演となるロンドンでのコンサートを終えた後、インスタグラムにこう綴っていた。

「ロンドンのステージを歩いて、ジェットコースターのような感情が生まれました」
「ウィーンのコンサートのキャンセルは本当にショックでした。そのキャンセルの理由に私は新たな恐怖を覚え、多くの人々が公演に来る予定だったことで、とてつもない罪悪感でいっぱいになったのです。けれど、私たちは当局の人々のおかげで、コンサートを悲しみ、命を悲しまずに済みました。団結してくれたファンの愛を目の当たりにして胸が熱くなる思いでした」