400万以上のデータからスイング解析!“体の数値化”で上達スピードが早くなる

ゴルフの上達は、体の動きのチェックが先で、クラブの動きはあと。体が先で上達スピードが早くなる。前回AIGIA公認インストラクターの香川コーチが数値の解説やレッスンを行なってくれたが、骨格データを数値化する「AIGIA システム」は、セルフチェックでも十分すぎる効果を発揮する。

クラブの動きより体の動きが先決!


クラブヘッドはスクエアになっていても、体の動きが正しくないとパワーが伝わらない(×写真)。スイングは“体の動きありき”で、その正しい動きに対してクラブが動くことで真の飛んで曲がらないスイングをスピーディにマスターできる(○写真)

動きの計測は、特別な器具を体やクラブに装着する必要がなく、計測した画像やデータはスマホなどでのちに確認できる。タッチパネルで操作も簡単。理想値は400万スイング以上のデータをもとに解析。

理想値には幅があり、その範囲内であればOK。それは波形で範囲内か外かをチェックできるため、どのくらいズレているかも一目瞭然。さらに直したいフェイズのレッスン動画も見れる。

体の動きのどの部分を改善したらいいのかをデータやグラフで知り直せる。セルフレッスンはそんな新世代に突入しているのだ。

何もつける必要なし! 「マーカレスモーションキャプチャー」

富士通が開発した「マーカレスモーションキャプチャー」による撮影と動画解析で人間の骨格の動きを数値化。スイング中の6つのフェイズ(アドレス、ハーフバック、トップ、ハーフダウン、インパクト、ハーフフォロー)をA I(人工知能)が特定する。

400万以上のデータが理想のスイングへと導く

スイングの正解はひとつではない。400万スイング以上のデータを東京大学で解析し、理想値には幅をもたせていて、その範囲内であればOK。写真は前回の直井さんの「前傾ライン」の波形。

ハーフフォローでもう少し前傾が起きるのを防げば範囲内に入ることがわかり、どこをどのくらい直せば理想になるかを具体的に知れる。

タッチパネル上でレッスンも受けられる

数値表やグラフの見方がわかっても、どうすれば理想値にできるのかわからない人は、タッチパネルを押して「レッスン動画」を開こう。知識も経験も豊富なインストラクターが、動画と音声、テキストでもレッスン。各フェイズの原因ごとの親切指導も必見だ。

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もっとスキルアップ! もっとゴルフを好きになってもらうために


AIGIA商品企画開発責任者 プロゴルファー 米倉和良
●よねくら・かずよし/ 1971年生まれ、福岡県出身。日大ゴルフ部出身のプロゴルファー。1989年世界ジュニア優勝、1992、1993年日本アマチュア優勝。1994年プロテスト合格。現在は骨格や弾道データを分析し、その相関関係に基づくゴルフ理論の確立とAIを活用したデジタルゴルフレッスンの開発を行なっている。東京大学、および上智大学との共同研究にも従事。プロセスマイニング協会会員。

私の大学ゴルフ部の先輩でもある丸山茂樹プロと「ゴルフ界に貢献できることが何かないものか」という思いから、7年前に『AIGIA』をスタートさせました。

40年前、私たちがゴルフをはじめたころは、自分のスイングをチェックするときに鏡の前でスイングして、それを見るしかありませんでした。今では、スマホで誰もが自分のスイングを手軽に動画でチェックできる時代に。

日々加速するデジタルを活用して、AIGIAシステムは、スイング中の体の動きを瞬時に解析。個人の改善ポイントを識別し、最適なレッスン方法を提示します。マイページでスイングを記録して、スマホでスイングをチェックすることもできます。

プロやアマチュア、すべてのゴルファーのゴルフスキルが上がり、もっとゴルフを好きになってほしい。AIGIAシステムで練習したジュニアゴルファーが世界で活躍してほしい。そのためのサポートになることが私たちの願いです(米倉)

詳しい情報はQRコードからCheck!

いかがでしたか? 「AIGIA」を利用して、スコアアップ・上達へ繋げてみましょう!

解説・レッスン AIGIA公認インストラクター講師 香川ちよみさん
●かがわ・ちよみ/広島県出身。中央学院大学ゴルフ部在籍時は、関東女子大学団体戦Aブロックで優勝。現在は「AIGIAシステム」を活用したレッスン活動を行なっている。

●問い合わせ/AIGIA ☎ 03-5473-3707 https://aigia.co.jp/

写真=田中宏幸