9月7日(土)14:57より関西テレビ(関西ローカル)にて、汚い・臭い・危険といったイメージが定着している道頓堀川に、新たな生態系が広がっていることに迫る『ザ・ドキュメント シン・道頓堀川』が放送されます。
水中取材100時間!
©関西テレビ
多い時で1日10万人が訪れる大阪の道頓堀に流れる道頓堀川は、過去に飛び込んで体調不良になる人が続出したり、基準の最高170倍の細菌が発見されたりと、“危険”なイメージが根強い――。しかし、令和を迎え、そんな道頓堀川の水質が大きく改善しているといいます。
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その実態を解き明かすべく、かつて心斎橋筋2丁目劇場で活躍し、道頓堀川の近くで青春時代を過ごしてきた千原兄弟が全面協力。千原ジュニアが潜水し、身体を張って前代未聞の調査を行います。加えて、カンテレ取材班による約100時間に及ぶ水中撮影など、さまざまな方法から謎のベールに包まれた道頓堀川の真実に迫ります。
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道頓堀は、非情の川…
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まずは、カンテレに残されている、道頓堀川をめぐる膨大な記録を千原兄弟に見てもらいます。1966年に放送されたドキュメンタリーで「道頓堀は、非情の川。ありとあらゆるゴミが漂い、投身しても水死することなく、窒息死。ボウフラもわかぬ黒い水」と紹介されています。
1960年代、高度経済成長期に工場排水や下水が流れ込み、道頓堀川は“街のゴミ箱”になっていました。それから半世紀、阪神優勝やサッカーW杯で飛び込んだ人が体調不良になったり、川底から大量の自転車が引き揚げられたりと、道頓堀川はすっかり汚い・臭い・危険、というイメージが定着しました。