『ONE PIECE(ワンピース)』は1000話以上の長編作品です。アニメ版でも1110話を超えています。では、いまから最新話まで追いつこうとする場合、どれほど時間を必要とするのでしょうか?
麦わらの一味が描かれた『ONE PIECE エピソード オブ東の海 ~ルフィと4人の仲間の大冒険!!~ 初回生産限定盤』DVD(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
【画像】えっ、死んだの? こちらは生死不明な『ワンピ』キャラです(4枚)
仕事しながらだと1日何話観れるのか?
フジテレビにて毎週日曜日朝9時30分より放送中のアニメ『ONE PIECE(ワンピース)』は、現在、1116話まで放送されています。(8月26日時点)1話当たり「東の海(イーストブルー)編」は24分、「フォクシー海賊団編」は22分、「CP0編」は21分と数分の誤差はあるものの、ほとんどは1話当たり23分です。
では、1話から最新話までアニメを観ようとした場合、どれほどの時間を必要とするのでしょうか? この記事では1話当たり23分と仮定して検討します。
まず、条件を決めましょう。アニメを観すぎて不健康になるというのはよろしくないため、衣食住の時間は除きます。睡眠時間を7時間、食事を3食各1時間ずつ取ったとすると、1日24時間のうちアニメ視聴にあてられるのは14時間(840分間)です。
840分をアニメ視聴にあてた場合、1日あたり36話、視聴できます。単純計算すると31日間、およそ1か月で最新話までたどり着けるでしょう。実際に『ONE PIECE』公式アカウントでこれまでのアニメ『ONE PIECE』が無料配信されている「ANYTIME ONE PIECE」では、1か月弱で1話から最新話まで配信されていました。
ただ、これはあくまで学校や仕事がなかった場合の話です。
仮に学校へ行く、もしくは8時間働くと、1日あたり最大でも6時間(360分間)しか視聴できません。そうなると、1日あたり15話が限界です。その結果、日数で換算すると「74.4日」を必要とします。1年の20%以上を費やして、やっと最新話まで追いつけるというわけです。
さらに週に1度、最新話が追加されるため、正確には1116話に15話ほど追加が必要なため、プラス1日は必要でしょう。
ちなみに、名作と名高い大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をすべて観返す場合、1日に5話視聴して10日で観終わります。
大河ドラマは1話あたり、およそ43分かかるのに対して、アニメ『ONE PIECE』は1話23分です。それにも関わらずこれだけの時間を必要とするほどエピソード数が多いのは、それだけ作品が愛され続けている証拠なのでしょう。