「1位じゃないかと思っていた」!?
終了後の囲み会見で心境をきかれ、「まさか優勝できるなんて思ってなくて」と笑顔を見せた渡邉さん。
「今回のハイスクールマンザイは、本当に誰が優勝するかわかんないねっていうのを、楽屋の仲間たちとも言ってて。本当にどこが行ったかわからないっていう状態だったんで、ドラムロールが鳴ったあと、うわーって頭の中がぐちゃぐちゃになって泣いてしまった」
高橋さんも「いまもちょっとドキドキふわふわっていう感じ」と夢見心地の表情。ネタ順抽選でトップバッターを引き当てたときは、嘆き節だった2人ですが、「2022年はトップバッターが3位、2023年は2位だったんで、1位じゃないかって思っていた」(渡邉さん)と冷静な分析もしていたそうです。
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謎が謎を呼ぶコンビ名の意味は…
富山県立高岡工芸高校のデザイン・絵画科に学び、いずれも芸大・美大志望。優勝を成し遂げたこのあとは、ひとまず受験勉強に専念しますが、「漫才も自分のひとつの武器になればいい。アートも漫才も、ドーンと自分を出すもの。次は受験で絵を描くんで、そのときに自信を持ってできる気がします」と高橋さん。
東京藝術大学先端芸術表現科を目指している渡邉さんは、受験のためのポートフォリオで、漫才を使った会話のようなパフォーマンス作品を考えているとか。将来は「アートも漫才も同じぐらい好きなんで、どっちも続けていきたい」と意気込みました。
昨年5月に『M-1グランプリ』にエントリーするためコンビを結成。今回、披露した漫才の前身だというネタで、1回戦を突破しました。ネタ作りは、渡邉さんが軸となる部分を作り、そこに2人で肉付けしていくことが多いとか。
出典: FANY マガジン
審査員も興味津々だったコンビ名については、「実際に芝生を舐めたことがあるのか?」「19秒はどこからきたのか?」など質問が集中。しかし、「コンビ名はいろんな人に考察していただいて、『実はこうらしいよ』っていうウワサがいっぱいできたほうがおもしろい」という理由で、すべて「アートです!」とケムに巻いて笑わせました。