コスプレイヤーの「良介」さんと「さんゆ」さんによる、『幽☆遊☆白書』の「妖狐蔵馬(ようこくらま)」と「鴉(からす)」の写真が、あまりに美し過ぎるとSNSで反響を呼んでいます。



『幽☆遊☆白書』妖狐蔵馬に扮する良介さん(X:@ryomikk_a)、鴉に扮するさんゆさん(X:@0329SANYU)、撮影:take4さん(X: @tttks_photo)/画像提供:良介さん

【画像】えっ、美し過ぎ! こちらがクオリティー高すぎな『幽白』妖狐蔵馬と鴉のコスプレです(9枚)

みんな大好き「蔵馬VS鴉」

 コスプレイヤーの「良介」さんと「さんゆ」さんによる、『幽☆遊☆白書』の「妖狐蔵馬(ようこくらま)」と「鴉(からす)」の写真が、あまりに美し過ぎるとX(旧:Twitter)で反響を呼んでいます。

 こちらの写真は、2024年5月に大阪府で開催されたコスプレイベント「日本橋ストリートフェスタ(以下、ストフェス)」にコスプレ併せで参加した時のもの。『幽☆遊☆白書』においても屈指の名バトルを披露した妖狐蔵馬と鴉が、現実世界に美しく現れた形です。

「良介」さんと「さんゆ」さんにコスプレの注力したポイントや制作秘話を聞きました。

――コスプレを始めたきっかけを教えて下さい。

良介 学生の時、オタク友達に修学旅行でコスプレしようと誘われたのがきっかけで、そこから沼にハマってしまい、コスプレイベント「acosta! @大阪南港ATC」でコスイベデビューしました。

さんゆ 同人イベント「コミックライブ」でコスプレされているレイヤーさんを見て、友達と「次は私たちもしたいね!」と話したのが始まりです。

――今回、 『幽☆遊☆白書』の妖狐蔵馬、鴉のコスプレをしたきっかけ、作品の好きなところを教えて下さい。

良介 昔から冨樫(義博)先生の作品が大好きでたくさん読んでいたのに、『幽☆遊☆白書』のコスプレをしたことがないのに気がついてしまい、「冨樫先生の作品とかいかがでしょう?」と提案させていただいたのがきっかけです。そこから好きな鴉と蔵馬戦のご提案を「さんゆ」さんよりいただき、憧れだった妖狐蔵馬にチャレンジすることになりました

 作品の好きなところはキャラクターがみんな魅力的で、ストーリーも1話から最終話までずっと面白いので何周読んでも飽きないところですね……。

さんゆ 良介さんと事前に「ストフェス」は「何のコスプレをしましょうか?」と相談していて、良介さんが提案してくださった作品とキャラのなかで「幽白アツイ!!」となり、良介さんに蔵馬くんか妖狐蔵馬をおねだりした感じです……(笑)。

 作品の好きなところ、あり過ぎて困りますね!? 鴉は原作のデザイン、アニメのデザイン、マスクオン・オフを含めて、どれも違ってチャーミングです。蔵馬くんとの試合は何度でも読みたい観たいくらいです。

――コスプレするにあたって工夫したこと、大変だったことはなんですか?

良介 妖狐蔵馬の服装です。シンプルに見えますが、構造と布の量が一致しなくて難解でした。最終的に薄い布を重ねて縫い、全体的にシルエットと質感にボリュームを出しました。

さんゆ やっぱり、鴉はトレードマークといいますか、特徴的なえりでしょうか……? 合皮と硬めのエナメルを使用したので、引っくり返す時は硬過ぎて少し虚無になりました。

――「ストフェス」参加した感想を教えて下さい。

良介 5年ぶりの開催とのことでしたので、普段やっている作品ではなく、昔からやりたかったけど機会に恵まれなかった作品をしたいと、ふたりで相談して決めました。参加してみて、イベント自体は5年前開催の時より天候が悪かったのもあり、落ち着いていたのかなという印象でした。

 そのなかでもたくさんの方に「『幽☆遊☆白書』好きです」と声をかけていただき、自分たち以外にも同作品のレイヤーさんがいらして、冨樫先生の作品はいつまでも愛されているなとうれしくなりました。

さんゆ 参加してみて感じたことは、老若男女問わず、本当にさまざまな世代の方に愛されている作品だと、改めてコスプレさせていただいている身ではございますが、実感しました。小学生くらいのお子さんから、10代20代の方からもお声がけいただいたのは驚きでした。幅広い世代にファンがいらっしゃって「アツいな~」と感じました。