早口言葉芸人・大谷健太が規格外エピソード連発! 独学ゴルフ練習で2回疲労骨折、子どものころは「13匹の野良猫と同居」…【エンタメ成分表⑤】

【美術 10%】

「カッコいい趣味だな」と自分でも思うんですけど、美術館が好きです。カッコいいと思って、後ろに手を組んで絵を観ています。初めのころは「美術館でもっともらしく絵を観ているオレ、いいぞ!」と思いながら観賞していたので、まったく絵が頭に入ってきませんでした(笑)。

僕のフリップ芸は自分で絵を描いていますが、後ろの席の人でも見えるように、めっちゃ太い線で描くんです。でも、美術に興味があるので、本当は鉛筆などで繊細な絵も描いてみたいと思っています。

シュールレアリスム
ダリなどが代表的ですけど、シュールレアリスム(超現実主義)の作品が好きです。現実を超えた、あり得ない構図や発想のすごいものに惹かれる。そのなかでも、ルネ・マグリットの絵は訳がわからなすぎることはなく、それでいて発想が面白いので好きです。今度の単独ライブのポスターも、マグリットの絵からインスピレーションを受けました。


出典: FANY マガジン

あとは、マグリットが影響を受けたというジョルジョ・デ・キリコも好きです。10年間ぐらい、デ・キリコの『不安を与えるミューズたち』という絵をスマホの待ち受けにしています。

山下清
シュールレアリスムが好きといいながら、最近いちばん感動したのは、『生誕100年 山下清展』です。山下清さんの生涯のエピソードをたどりながら、切り絵や貼り絵を観ていったんですけど、泣いてしまいましたね。過酷な生い立ちにもかかわらず、純朴に絵に打ち込んでいるピュアさが心に刺さりました。真っ直ぐなしゃれっ気なしの絵で、花火の絵なんかはすごく綺麗だと思いました。

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まだまだある大谷を構成するエンタメ成分は…


出典: FANY マガジン