毎週土曜日の22時から放送されているラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。

8月31日の放送では、福山さんがライブで“水まき”を始めた背景を明かしました。

■福山雅治、ライブの定番“聖水”は失神したファンを救うためだった?「我々は水によって生かされてる」

現在、ライブツアー『NISSAY Presents WE’RE BROS. TOUR 2024 Flowers and Bees, Tears and Music.』で全国を回っている福山さん。

しかし、台風10号の影響により、8/31、9/1に開催予定だったポートメッセなごやでの公演を中止を発表します。

オープニングトークで福山さんは、中止発表を受けて送られてきたリスナーのコメントを紹介した後、残念ながらライブを開催できなかった名古屋に思いを馳せます。

実は、福山さんがデビューしてから初めて行った地方公演が名古屋 HeartLand STUDIO (1991年7月)での公演でした。

福山さんによると、名古屋公演ではライブ中に失神する人が複数いたのだとか。会場がライブハウスだったため「マジで暑かったんだと思う」と、熱気のせいで倒れる人が続出したと言います。

そして「そこからなんですよ、僕が散水をするようになっていったのは」と、ライブで客席に水をまくようになった背景事情を明かします。

■初めての地方ライブで客が次々と…

福山さんのライブでの水まきは、今ではファンの間で「聖水」と呼ばれるほど定番化。

最初に始めた理由について、福山さんは「ライブハウスでライブをやっていた当時、オーディエンスの方が一人、また二人と失神していってたからなんですよ」「それでステージ上から水を渡していってたんです」と語ります。

暑さで失神するファンがいたことから、それを防ぐために紙コップに入れた水を用意し、スタッフがバケツリレーのようにして回し、それを福山さんが客席に投げるという形式が生まれたそう。

「(1991年の名古屋公演が)始まりだったというふうに僕は認識しています」と明かしました。

■福山雅治の“聖水”、時を経て源泉かけ流しに?

初めは暑さ対策だった水まきはやがて、お客さんが冷えてしまうことも考慮されぬるい温度でまかれることになり、「吸水だったものが、温泉のようなかけ流しに」変化していったそう。

「そう考えるとライブっていうのはやっぱ歴史がありますし、太陽系第三惑星地球には、水があったからこそ生命が誕生したわけですよね」「我々は水によって生かされてるわけですよね」と、規模の大きな話に展開していく福山さんでした。

今週の放送に対し、ネット上では「失神してる人に向けての聖水だったんだぁ~初めて聞いたお話」「それは失神ではなく、熱中症?」「ましゃにのぼせて失神じゃないの」との声が上がっています。

確かに、ライブ中の熱気だけでなく、ライブハウスで間近で福山さんを見た興奮から倒れてしまったファンもいたかもしれないですね。

ライブ中もファンへの心遣いを忘れない福山さんらしいエピソードだったのではないでしょうか。

【番組情報】

福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」

https://audee.jp/voice/show/88955

(編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)