2024年9月4日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選・5日の中国戦に向けて前日会見が行なわれた。森保ジャパンのキャプテンを務める遠藤航は、「いよいよ最終予選が始まります。僕自身楽しみですし、選手としては可能な範囲で最高の準備をしてきているので、まずは初戦、チーム一丸となって頑張りたいです」と意気込みを述べた。
前回大会のW杯最終予選戦はホームでオマーンに敗れているが、その経験を遠藤はどう活かそうと考えているのか。
「前回の最終予選初戦の結果は経験している選手はもちろん覚えていますし、アジアカップも含めて簡単ではないことは身にしみて分かっています。とにかく先は長い戦いになるので、一戦必勝。まずは中国戦に最大限の力を出したいです。前回大会のこととかネガティブなことは意識しすぎずに、ポジティブに良い準備をしてきているのでパワーを出せれば自ずと結果はついてくると信じています。厳しい戦いになるのは分かっていますが、自信を持って楽しみながら勝利を掴みたいです」
では、具体的に遠藤は中国のどこを警戒しているのか。
「相手の監督(前回大会の予選ではオマーン代表を率いたイバンコビッチ)は日本のことをよく分析している。中国代表は選手たちの良さを活かすサッカーをしてくる印象を得ています。できるだけ自分たちがボールを持つ時間が長くなると予想しているので、カウンターの対策をやらないといけない。背の高い選手、セットプレーは相当準備しているはずなので、その対策はしっかりと引き続き、一個一個、ゴールキックも含めてしっかりとした準備をしていかないといけない」
なお、9月5日の中国戦は埼玉スタジアム2002で19時35分にキックオフだ。過去2大会はホームの初戦で敗れているが、今回は果たしてどうなるか。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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