マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、バイエルン・ミュンヘン時代の教え子トーマス・ミュラーについて語った。ドイツ紙『Bild』が伝えている。
今夏のEURO2024をもってドイツ代表を引退したミュラーは、バイエルンの下部組織からトップチームに昇格以来、同クラブ一筋でプレー。今月1日のフライブルク戦(2-0、ブンデスリーガ第2節)で59分からピッチに立ち、クラブ史上最多を更新する710試合目の出場を果たすと、78分に記録達成を自ら祝うゴールを奪ってみせた。
新たな金字塔を打ち立てた34歳に、グアルディオラ監督も賛辞を惜しまない。
「私がいつもトーマスにおいて最も印象的だと思うのは、彼のセレブレーションがとても控えめなところだ。最近のサッカー選手はゴールを決めると、一目散に駆け出して喜びを表現する。トーマスは違う。おそらくもっと度量が大きい。彼はとにかく得点後にチームメイトとハグをしたがるんだ」
ユップ・ハインケスの後を継ぎ、2013年から16年までドイツの強豪で指揮を執ったスペイン人指揮官はまた、ミュラーに助けられた過去を振り返った。
【画像】さすがミュラー?メモを潜ませた場所はまさかの…
「私のミュンヘンでのスタートは簡単ではなかった。ユップ・ハインケスは3冠を達成し、信じられないような仕事をしたからね。我々は途上にあり、新しいアイデアを取り入れようとしていた。ただ、トーマスは常に前向きでオープンだった。彼は私たちがバイエルン・ミュンヘンで長続きする何かを築こうとしていると理解してくれたんだ。
トーマス・ミュラーのような選手は他にいない!彼はFCバイエルンの歴史においても、サッカーというスポーツの歴史においても、最も偉大な選手の1人だ。多くのタイトルを獲得しているからだけでなく、チームが彼を必要としている時にいつもそこにいるからだ」
バイエルンの同僚ハリー・ケインも先日、「トーマスは世界最高のフットボール頭脳の持ち主だ。キャリアを通してそれを示している。ポジションと、自分がどう影響するのかを本当によく理解しているんだ」と語っていた。
誰からも慕われ、愛される、唯一無二のワンクラブマンだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショット
【記事】「給料は払うから、グラウンドの横を走っとけ」鎌田大地がラツィオ会長の“異常ぶり”を激白「だから複数年契約をしたくなかった」
【PHOTO】華やかに可憐にピッチで輝く!世界の“美女フットボーラー”を一挙紹介!