2024年9月4日、W杯アジア最終予選、中国との初戦(5日)に向けて前日会見が行なわれた。森保一監督とともに登壇した遠藤航もメディアの質問に対応。
前回大会の最終予選も経験している遠藤は一つひとつ丁寧に回答していたが、「3年前のオマーン戦(0-1で敗戦)からカタール・ワールドカップなどを経て日本代表のどこが一番成長したか」を訊かれるとこう答えた。
「その時(3年前)、僕は『日本サッカーが成長していくためには個の成長が必要だ』という話をしたのを覚えていて。そこがチームの成長が一番見える部分だと思います」
遠藤が強調したのは「個」である。
「個人が切磋琢磨して海外の地で活躍を重ねてステップアップした選手もいれば、同じ地でしっかりと高いパフォーマンスを維持する選手もいる。そこは今のチームの最大の強み。それに加えて、日本人の良さであるフォア・ザ・チームの精神とか、チームのためにプレーするスタンスは持っています」
9月5日の中国戦、森保ジャパンは“個の強さ”を示せるか。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集部)
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