ダイエットのために運動をはじめても、実際は運動する時間がなかったりしんどくて続かなかったりすることも多いのではないでしょうか。
そこで、今回は家で寝る前にできるシェイプアップヨガについて、あんしん漢方所属のヨガインストラクター・高橋かなこさんに解説いただきます!
寝る前のシェイプアップヨガがおすすめな理由
出典:Photo-ac
ヨガは呼吸と連動させてからだを動かすのが特徴です。
ポーズの幅も広く、からだをさまざまな角度からほぐすことで血流を促しやすくなります。
そのため、ダイエットの大敵ともいえる便秘や冷え性などの不調を解消し、痩せやすいからだ作りに役立つのです。
では、なぜ寝る前に行うのがおすすめなのでしょうか。
大きな理由のひとつは、寝る前は時間を確保しやすいからです。
運動やストレッチが続かない理由のひとつは「まとまった時間が確保できないから」という人も多いでしょう。
そんな人は夜に少しでも運動する習慣をつけてみてください。
ただし、就寝直前に激しいトレーニングをするのはおすすめできません。
それは自律神経の交感神経が優位に働いてしまい、寝付きが悪くなる可能性があるからです。
軽い運動やストレッチであれば、程よい疲労感で安眠につながることもあるので、からだに負荷がかかりすぎないように注意しましょう。
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寝る前におすすめシェイプアップヨガ3選
出典:Pixabay
ここからは、具体的にどのようなポーズが効果的なのかをお伝えします。
今回はおすすめのポーズを3つご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
コブラのポーズ
出典:出典:あんしん漢方
うつ伏せになり、おでこを床につける。
両脇を締め、手を胸の横につく。
その場で一度息を吐く。
息を吸いながら、両手で床を押し上半身を持ち上げる。
3呼吸キープする。
肩の力は抜いて首を長く保ちます。
ひじを伸ばしきるのが難しい場合は、ひじを曲げたまま上半身を少し起こすだけでもOKです。
脂肪が落ちにくいといわれている背中の引き締めに効果が期待できます。
鳩のポーズ
出典:あんしん漢方
前の脚はひざを曲げて、反対の脚は後ろに伸ばす。
おへそは前に向けて、骨盤が左右に倒れないように保つ。
息を吐きながらゆっくりからだを前に倒す。
股関節とお尻周りの筋肉をほぐします。
ひざを曲げている方のお尻が浮いてしまう場合は、ブランケットなどをはさみましょう。
このポーズは、ダイエットの大敵であるむくみにアプローチできるので、下半身のむくみが気になる人にはとくにおすすめです。
舟のポーズ
出典:あんしん漢方
ひざを曲げて体育座りになる。
両手をもも裏に添えて、背筋を伸ばす。
ゆっくりと息を吸いながら、片足ずつ持ち上げる。
ふくらはぎが床と平行になるところでキープ。
息を吐きながら、余裕があれば両腕を前に伸ばす。
腹筋を使うポーズです。
舟のポーズで起こりやすいNGパターンは、背中や腰が丸まることです。
背中や腰が丸まってしまうと、腹筋や背筋がうまく使われずに効果が半減してしまうので、注意しましょう。