ホクホクとした食感と、やさしい甘さが美味しいかぼちゃ。
秋の食卓には欠かせないけれど、とにかく硬くて切りにくく、調理するのが面倒ですよね。
実はちょっとしたコツを押さえるだけで、力任せではなく、安全に切り分けられるんです。今回は、かぼちゃを格段に切りやすくする裏ワザをご紹介します!
※本記事は食の専門家監修によるものです。
■かぼちゃの切り方①皮の縦筋のくぼみを確認する
実はかぼちゃには切りやすい場所があります。
かぼちゃを切るときに最も大事なのは、「切りやすい場所」を確認すること。
かぼちゃの表面をよく見ると、でこぼことしていて、縦に筋のようなくぼみがいくつもあるのが分かります。
包丁をこのくぼみに沿って入れると、くぼんでいない部分に比べて格段に切りやすくなるんです。
■かぼちゃの切り方②くぼみに沿って切り込みを入れる
種とワタを取り除いたら、くぼみに沿って軽く切り込みを入れます。
一番盛り上がっている場所に包丁を当て、そのまま無理に押し込むのではなく、包丁を上下に軽く揺らしながら、少しずつ切り込みを入れていきます。
■かぼちゃの切り方③包丁を上下に揺らしながら切り進める
包丁をさらに上下に揺らしながら、手前と奥の両方向へ少しずつ切り進めていきます。
揺らす動作に力は入っていません。
ある程度切り進めると、軽く「パキッ」と音がして、上部の実が離れたことが分かりますよ。
■かぼちゃの切り方④下部を切り離す
あとは、下部に包丁を入れ直して切り離すだけ。
力を入れなくても、スーッと包丁が入っていきます。
反対側も、かぼちゃの向きを変えて同様に切り離します。
余計な力を入れたり手を痛めたりせず、安全に切り分けることができました!
■レンジ加熱もあり!スッと切れて簡単♪
時間がないときや、さらに簡単に切りたいときは、電子レンジでやわらかくする方法がおすすめ。
種とワタを取り除いたかぼちゃにラップをかけ、600Wの電子レンジで1〜2分ほど加熱します。硬い皮部分がやわらかくなり、切るのが格段に楽になりますよ。
注意したいのは、加熱後のかぼちゃはすぐに使い切ること。
加熱したかぼちゃは日持ちしないので、使う分だけを加熱するのがおすすめです。
おかずや副菜、おやつなど、幅広いアレンジが楽しめるかぼちゃ。
コツを押さえた切り方やレンジ加熱を使って、安全に美味しく調理しましょう!
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>