HD-2D版『ドラクエ3』では、モンスター同士が戦う「モンスター・バトルロード」が楽しめます。遊びの拡張に喜ぶ声や高まる期待が、SNS上に集まっています。『ドラクエ』とは切り離せないあの漫画家もいち早く反応?



HD-2D版『ドラクエ3』の新要素が判明。「モンスター・バトルロード」で高額賞金を狙え。 (C) ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX

【画像】えっ、モンスター同士が戦ってる! こちらが新要素が発表されたHD-2D版『ドラクエ3』です(5枚)

「モンスター・バトルロード」実装に湧くファンの声

 2024年9月4日、HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の新情報が発表されました。キャラメイクの詳細が判明したほか、新職業「まもの使い」の続報や「おたすけ機能」の追加などが明らかになりました。そのなかでも特に関心が集まっているのが、こちらも新要素の「モンスター・バトルロード」です。

 HD-2D版『ドラクエ3』では、町やダンジョンなどで出会う「はぐれモンスター」を保護することが可能です。保護されたモンスターは「バトルロード場」にいるモンスターじいさんのところへ向かい、モンスター同士が戦う「モンスター・バトルロード」に出場できるようになります。

「モンスター・バトルロード」の実装が報じられると、「おもろそうー!!!」「めっちゃ嬉しい」「神過ぎる」と、喜びの声がX(旧:Twitter)上を飛び交いました。これまでの『ドラクエ3』では、勇者とモンスターは基本的に戦い合う関係しかありませんでした。しかし「モンスター・バトルロード」のおかげで、『ドラクエ3』のモンスターにより愛着が湧くことでしょう。

 また、「あのバトルロードだと思ってていいのかな?」と示唆する声もありました。実は、『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』で楽しめる同名のゲームシステムが存在するほか、アーケード向けに展開する『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』などがあり、『ドラクエ』ファンにとって「モンスター・バトルロード」は馴染み深いワードのひとつなのです。

 そのため『ドラクエ8』をはじめ関連作を連想するファンも多く、「だとすると、かなり好みのコンテンツになるかも」と、ゲーム性を予想して期待を高める人もいました。

 加えて、これだけ手に入った新要素が加わることから、大がかりなリメイクだと改めて実感するコメントや、HD-2D版『ドラクエ3』の後にリリース予定のHD-2Dリメイク版『ドラクエ1&2』での追加要素を楽しみにする人など、さまざまな形で喜びの声が上がっています。

『ドラクエ』の4コマ作品を当時手がけた漫画家の柴田亜美さんも、自身の公式Xアカウントにて、「モンスター・バトルロード愉しみだわ」「タクトではテンタクルス使いまくっているから、イカ系使おうかな」と反応しました。

 ファンから漫画家まで、誰もが注目するHD-2D版『ドラクエ3』の新要素。今後の続報にも期待がかかっています。