日本代表は9月5日に埼玉スタジアム2002で中国と、10日にアウェーでバーレーンと北中米ワールドカップアジア最終予選を戦う。
今回の招集メンバーには、アジアカップ以来7か月ぶりに三笘薫(ブライトン)と伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)が名を連ねた。
これまでなかなか実現しなかった、右から伊東、久保建英(レアル・ソシエダ)、三笘が並ぶ2列目を期待する声も高まっている。
そんななか、4日の練習後の取材で、個の打開力に長けたこのトリオについて久保に尋ねると、「その名前だけ並べたらロマンがあるかもしれないですけど、それ相応のリスクもあるわけで、それを決めるのは僕でも皆さんでもなく監督だと思う」としつつ、実現した場合に意識する点をこう述べた。
「そういった機会があれば、僕としてできることは、僕だけでなく三笘選手、伊東選手も個で突破できる2人なので、僕が中央にいる場合は使い分けを大事にしていきたいなと思います。変に顔を出す必要はないかなと」
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23歳のレフティは「(自分は)黒子の役割でも全然十分に彼らの個が生きる相手というか。最終予選なら2人とも余裕を持ってプレーをできると思うので。ワールドカップでも余裕を持ってプレーをしていたと思いますし、あの2人は特に」と続け、復帰戦となる両アタッカーへのサポートを誓った。
「変にプレッシャーをかけすぎるのも良くないですけど、彼らの両方とも復帰戦なので、しっかりいいプレーができるように、僕らもサポートするのが大事なのかなと思います」
仮にスタメンで揃わなくとも、この2連戦のどこかでこの3人が同時にピッチに立つ機会が訪れる可能性は小さくない。共演を楽しみしているファンも多いはずだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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