本人によると、相手守護神の立ち位置は見ていなかったそうだ。ストライカーの本能と決めた一発だったという。いずれにしても、サポーターの心を再びつかんだことは間違いない。
セルティックの古橋亨梧は、9月1日に行われたスコットランドリーグの第4節、レンジャーズとのダービーマッチで、前半終盤にチームの追加点となるゴールを決めた。セルティックは3-0で宿敵に快勝し、4連勝で首位を維持している。
古橋はペナルティエリアの外から低弾道の右足シュートをゴール右隅に流し込んだ。レンジャーズ守護神のポジションを確認してからのコントロールショットに見えたが、試合後のインタビューでは「GKは見ていなかった」と話している。「打てると思って打ったら決まった」そうだ。
【動画】古橋が宿敵とのダービーで決めた圧巻のミドル弾
『Football Insider』によると、このインタビューの様子を伝えた投稿に、セルティックの多くのファンが反応。クラブのレジェンド、ヘンリク・ラーションと比較する声も上がった。今夏、マンチェスター・シティからの関心も騒がれたとあり、移籍が実現しなかったことを喜ぶファンも少なくないようだ。
「ラーション以来最高の選手」
「5億ポンド(約1000億円)。それが彼の値段だ」
「移籍しなかったのがうれしい。圧倒的に我々のベストFW」
「ラーションと並び、自分が生きているうちのセルティック最高の選手のひとりだ」
「彼が去ることになったときは、ラーションの時くらい泣くだろう。セルティックの絶対的アイコン」
「キョウゴはしっかりと真のセルティックのレジェンドへと向かっている。ファンタスティックな選手で、素晴らしいキャラクターだ」
「大好き。この移籍市場で彼をとどめることができてうれしい。彼が去ったら、あるいは去ることになったそのときには、大きな損失となるだろう」
圧倒的な得点力と、ファンから愛されるキャラクターは健在。セルティックのサポーターは、今季も日本人ストライカーのゴール量産を期待しているだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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