日本代表は9月5日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選で中国と埼玉スタジアム2002で対戦している。
最終予選初戦のシステムは3-4-2-1。GKは鈴木彩艶、3バックは右から板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹、ダブルボランチは遠藤航と守田英正、ウイングバックは右が堂安律、左が三笘薫、シャドーは南野拓実、久保建英、1トップは上田綺世が務めた。
引いて守備ブロックを固める相手に対し、日本は主導権を握って積極的に何度もチャンスを作る。6分には谷口のロングフィードに左サイドを抜け出した三笘がクロスを供給。これは味方に繋がらなかったが、三笘が鋭い仕掛けで観客を沸かせる。
そして11分にビッグチャンス。右サイドからの久保のクロスにフリーの堂安が頭で合わせる。しかし、相手GKの好セーブに阻まれた。それでも直後の12分、左CKから久保のアウトスイングのボールにキャプテン遠藤がヘディングで合わせ、ゴール左に決めて幸先よく先制する。
【動画】遠藤航がドンピシャヘッドで先制弾!
中国の速攻に対しては3CBが冷静に対応。遠藤と守田のダブルボランチの寄せも速く、力強いボール奪取でピンチを未然に防ぐ。またセットプレーでもしっかりと競り勝ち、はね返す。
危なげなく守ると攻撃での勢いも続く。24分に右サイドで受けた久保の意表を突いたコントロールシュートはGKの正面に。33分には町田の縦パスをペナルティエリア左で収めた上田が折り返す。これがゴール前で混戦となり、こぼれ球に反応した堂安が詰めようとするが、決め切れない。
36分の南野のシュートもゴール右に外れる。それでも45+3分に三笘がヘディングでネットを揺らし、追加点。2-0で前半を終えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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