米軍兵士にも大人気の日本生まれのアレって何?→ただし、私達スタッフには地獄なんです…【米軍基地で働いてみた(67)】
米軍兵士にも大人気の日本生まれのアレって何?→ただし、私達スタッフには地獄なんです…【米軍基地で働いてみた(67)】
米軍兵士にも大人気の日本生まれのアレって何?→ただし、私達スタッフには地獄なんです…【米軍基地で働いてみた(67)】
今回も私がアメリカ軍基地で働いていた時のお話しです。
日本が世界に誇れるものは車・アニメ・ゲーム・日本食などなど数知れず、「トヨタ・マンガ・スシ」などなど日本語が英語でもそのまま通じる単語もたくさんありますよね!
その中でも、米軍基地のアメリカ人兵士達にも人気の日本生まれのコンテンツと言えば「カラオケ」です!
そんなカラオケ好きの兵士のために、基地内のクラブでは定期的に「Karaoke Night」が開催されます。
激しいパーティーというよりは、「のど自慢大会 in アメリカ軍基地」みたいな感じでしょうか?
そんな「Karaoke Night:カラオケナイト」は兵士たちに人気のイベントで、クラブはいつもより混みあい、お酒を買い求める兵士の長い長い列ができます。
以前にもご紹介しましたが、当時の米軍基地にはビールは朝から売っていいが、カクテルやウイスキーなどのお酒は17時から販売という謎ルールがあり、17時にアルコール解禁になると人が一気に増えるんです。
しかも、ひとりが1度に購入できるアルコールにも規制があった為、ただでさえお客の多いカラオケナイトの日は次から次へと注文が来る(スタッフにとっては)地獄の日でした。
illustration by ちくわぶ
規則で、一度に購入できるお酒の数や種類まで決まっていた為、年齢確認をしてリストバンドを撒いて、規則通りの注文になっているか確認して…とやる事は盛沢山!
そんなこんなで、カラオケナイトの日になると、朝から浮かれがちで楽し気な兵士とは裏腹に、その日勤務のスタッフは皆、心なしか表情が曇りがちで無口で仕事をする…というギャップがあったのは思い出すとちょっと笑ってしまいます。
しかし、スタッフがカラオケナイトで憂鬱になっているのは単に忙しいからだけではなかったのです!
夕方にキッチンスタッフもフロアスタッフもため息交じりではじまるカラオケナイトの真の地獄のお話は下の関連記事に続きます…!