セルティックの古橋亨梧はこの夏、マンチェスター・シティからの関心が騒がれた。世界トップクラスの強豪に移籍する可能性があるなら、選手が魅力を感じても不思議ではない。
結局、夏の移籍市場で古橋がジョゼップ・グアルディオラ監督の配下に加わることはなかった。それでも、結果を残し続ければ、再び同じような話が取りざたされるに違いない。
ただ、少なくとも今、古橋がセルティックを大切に思っていることは確かだろう。宿敵レンジャーズとのダービーで得点をあげた際の行為も、その表われと言えるのではないだろうか。
セルティック専門サイト『Celts Are Here』は9月4日、オールドファームでゴールを決めた際の古橋の喜び方が話題になっていると取り上げた。チームメイトと得点を祝い、歓声をあおるジェスチャーをしてから、古橋がユニホームのエンブレムを叩いてからピッチを指さした場面のことだ。
同メディアは、「これまでのゴールセレブレーションでやったことがないジェスチャーだ。メッセージは明らかである。『僕はここに残る。ここにいる』だ」と報じた。
「シティからの関心が報じられ、移籍するかもとの噂に対するキョウゴの直接の答えのようなものだ。憶測にもかかわらず、キョウゴの心がまだセルティックにしっかりとあることは明白である。日曜のパフォーマンスは、いかにチームにとって重要であるかを全員に思い出させた。彼がいなくてもクラブは前進可能と考える者もいたが、大変な間違いだった理由をダービーは示している」
【動画】古橋が宿敵とのダービーで決めた圧巻のミドル弾
最後に、Celts Are Hereは「キョウゴのセルティックに対する情熱が存分に示された」と、古橋との蜜月関係がさらに長期にわたることを望んだ。
「クラブに対するコミットメントが再確認できて、我々は喜んでいると言える。長く続きますように!」
去就はともかく、古橋がセルティックのサポーターに大きく愛されていることは確かだ。その愛に、できるだけ多くのゴールで報いたいと意気込んでいることだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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