やはりワールドカップ最終予選は何があるか分からない。そうアジアを驚かせたのが、オーストラリアの黒星だ。ホームでの初戦でバーレーンに敗れることを想像していた人は少ないだろう。
もちろん、当事者たちのショックは大きい。米スポーツチャンネル『ESPN』によると、GKマシュー・ライアンは「もちろん、良くなかった」と落胆している。
「あまりにナイーブな試合をしてしまったと思う。もっとハードワークが必要だとは思わないが、もっと賢く仕事すると必要がある。相手のGKにかなり楽をさせてしまった。ファイナルサードで彼らの守備を苦しめられなかった。守備では、退場者を出し、その後失点したのは良くない。でも、攻撃でうまくやっていなければ、そういうことはある。自分たちでそのシナリオをつくってしまった」
とらぬ狸の皮算用が禁物なのは十分に分かっていたはずだ。それでも、日本やサウジアラビアと同組のオーストラリアはバーレーンとインドネシアを相手に連勝スタートを目論んでいたに違いない。それだけに、インドネシアには必勝を期して臨むこととなる。
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ジャクソン・アーバインは「認めなければいけない。(次のインドネシア戦は)ビッグマッチだ」と、非常に重要な一戦になると話した。
「すぐにここから学び、火曜の試合に向かわなければいけない。信じられないほどがっかりするパフォーマンスだった。僕らはもっと良くならなければいけない」
そのためにも、最も大切なのは、前を向いて切り替えることかもしれない。最終予選は始まったばかりなのだ。ハリー・サウターもそう考えている。
「落胆するパフォーマンスだった。全員が自分を見つめ直さなければいけない。今夜は誰も100%でプレーできなかったと思う。でも、火曜にも試合がある。このことは過去にしなければいけない。次で勝つことがあまりに重要だからね」
オーストラリアの黒星発進は、最終予選にどう影響するのか。まずは、インドネシア戦に大きな注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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