「信じられないほどがっかり」まさかの黒星発進にオーストラリア代表戦士たちは沈痛「落胆。誰も100%でプレーできなかった」

 やはりワールドカップ最終予選は何があるか分からない。そうアジアを驚かせたのが、オーストラリアの黒星だ。ホームでの初戦でバーレーンに敗れることを想像していた人は少ないだろう。

 もちろん、当事者たちのショックは大きい。米スポーツチャンネル『ESPN』によると、GKマシュー・ライアンは「もちろん、良くなかった」と落胆している。

「あまりにナイーブな試合をしてしまったと思う。もっとハードワークが必要だとは思わないが、もっと賢く仕事すると必要がある。相手のGKにかなり楽をさせてしまった。ファイナルサードで彼らの守備を苦しめられなかった。守備では、退場者を出し、その後失点したのは良くない。でも、攻撃でうまくやっていなければ、そういうことはある。自分たちでそのシナリオをつくってしまった」

 とらぬ狸の皮算用が禁物なのは十分に分かっていたはずだ。それでも、日本やサウジアラビアと同組のオーストラリアはバーレーンとインドネシアを相手に連勝スタートを目論んでいたに違いない。それだけに、インドネシアには必勝を期して臨むこととなる。
【画像】日本代表の中国戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。5人が最高評価の7点。MOMは3点に関与した20番
 ジャクソン・アーバインは「認めなければいけない。(次のインドネシア戦は)ビッグマッチだ」と、非常に重要な一戦になると話した。

「すぐにここから学び、火曜の試合に向かわなければいけない。信じられないほどがっかりするパフォーマンスだった。僕らはもっと良くならなければいけない」

 そのためにも、最も大切なのは、前を向いて切り替えることかもしれない。最終予選は始まったばかりなのだ。ハリー・サウターもそう考えている。

「落胆するパフォーマンスだった。全員が自分を見つめ直さなければいけない。今夜は誰も100%でプレーできなかったと思う。でも、火曜にも試合がある。このことは過去にしなければいけない。次で勝つことがあまりに重要だからね」

 オーストラリアの黒星発進は、最終予選にどう影響するのか。まずは、インドネシア戦に大きな注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け!

【記事】「サウジもやらかした」日本爆勝の裏で…ライバル国が次々に大苦戦!豪州敗戦に続いてサウジアラビアがインドネシアとドローでネット騒然!「C組魔境すぎだろ」

【記事】「恥ずかしい黒星よ!」バーレーンの“イライラ作戦”に屈した豪州代表を地元メディアが糾弾!「日本も気をつけろ」と警鐘も【W杯最終予選】