森保ジャパンは9月5日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第1節で、中国代表と埼玉スタジアム2002で対戦。7-0で大勝し、全く危なげなく白星発進した。
日本中が沸いたゴールラッシュの口火を切ったのは、遠藤航(リバプール)だ。開始12分、久保建英(レアル・ソシエダ)の精度の高いCKからのクロスに、味方のブロックによってフリーで反応すると、ヘッドでゴール左隅に流し込んだ。
頼れる31歳のキャプテンは、その後も持ち前のハードワークでマイボールにし続け、田中碧(リーズ)と代わる71分までプレーした。
リバプールでは定位置を失っており、試合勘を心配する声もあったが、なんのその。重要戦力としてきっちり結果を残してみせたなか、リバプール専門メディア『THIS IS ANFIELD』も称賛。「ワタル・エンドウが得点。日本が7-0で打ち負かし、インターナショナルブレイクの初戦を飾る」と題した記事を掲載し、次のように伝えている。
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「エンドウは今シーズン、アルネ・スロット監督の先発メンバーにおいて、ライアン・フラーフェンベルフの後塵を拝し、プレミアリーグでわずか1分しかプレーしていない。しかし、リバプールのMFは日本代表に欠かせない存在であることに変わりはない。彼は2023年6月からキャプテンの腕章を巻き、スターティングラインナップの中心であり続けている」
代表での活躍を弾みに、リバプールでの出場機会確保に繋げられるか。『THIS IS ANFIELD』はこう締め括っている。
「エンドウは、10月までにリバプールでもっと多くの試合に出場することを望んでいるだろう。スロットは、この日本人MFがまだ構想の中にいると明言している。9月のインターナショナルブレイク後、試合は目白押しで、リバプールが困難な時期を迎えるにあたり、エンドウが必要とされることは間違いない」
日本代表は中国戦から中4日で、バーレーンと敵地で相まみえる。再び輝きを放ち、「今すぐ俺を使ってくれ」と言わんばかりの最高の状態でイングランドに戻りたいところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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