圧巻のゴールショーでアジアサッカー界に衝撃をもたらした。
9月5日、埼玉スタジアムで行なわれた北中米ワールドカップ・アジア最終予選で日本代表は中国と対戦。12分にCKから遠藤航がフリーでヘディング弾を決めて先制すると、前半アディショナルタイムには堂安律のクロスから三笘薫が頭でねじ込んで加点する。後半も南野拓実が2点を挙げ、伊東純也、前田大然、そして久保建英にもゴールが飛び出して7-0の大勝を飾った。
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ブランコ・イバンコビッチ新政権が発足し、最終予選スタートを前に期待値がぐっと高まっていた中国代表。日本戦に向けて国内リーグを中断して2週間の準備期間を設け、新たな戦力や帰化選手らを招集してポジティブなムードに包まれていたが、日本戦における過去最大点差での敗北に終わり、ショックを隠せない。中国国内では批判が噴出し、韓国や中東のメディアも驚きをもって“歴史的事件”を報じている。
そんななか、中国で絶大な人気を誇るサッカー解説者の韓喬生氏が痛烈な論調を展開した。中国公共放送CCTVの元アナウンサーは、フォロワー数1417万を誇る公式ウェイボーを更新。「審判の笛が鳴り響き、中国サッカー代表は日本に0-7で敗れた! 日本戦はこれまで最大でも2点差だったのに、なんと今回は7点差だ。その凋落ぶりはまるで滑り台に乗っているかのような急降下で、アジアの最下位チームにふさわしい!」と断じ、次のように続けている。
「日本の進歩は目に見えて顕著だ。彼らはサッカーをしているが、我々がやっているのは“蹴鞠”といっても過言ではない。 前半は4-4-2で後半が5-3-2。なぜ前線にふたりも必要なのか理解できない。(推定市場価格が)1億9500万ユーロ対615万ユーロの戦いは絶望的な結果に終わった」
さらに韓喬生氏はCCTVが日本戦をライブ中継しなかった点にも言及。理由は高額な放映権料だったが、試合前は国内のファンから非難する声が続出した。66歳のインフルエンサーは「CCTVが試合を生中継しないことに不満を漏らしていたファンも、今じゃ大半が指をくわえて称賛しているよ! CCTVは莫大な外貨を節約したのだからね。CCTVは賢かった!」と皮肉を込めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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