韓国代表に「オマーンショック注意報」が発令! 母国メディアが懸念「ホン・ミョンボ監督は中東遠征の経験が少ない」

 まさかのドロー発進だ。韓国代表は現地9月5日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の初戦で、格下のパレスチナ代表とソウルで対戦。いくつかの好機をモノにできず、0-0で引き分けた。

 次戦は10日に敵地でオマーン代表と相まみえる。この一戦を前に韓国メディア『ニューシス』は、「“砂漠遠征の道”ホン・ミョンボ号が出発…“オマーンショック注意報”」と題した記事を掲載。「オマーンはパレスチナよりも厳しい相手。しかも今回は中東遠征だ」と懸念を示した。

「オマーンまでは直行便がなく、カタールのドーハを経由する。長距離飛行や現地への適応に対処しなければならない。パレスチナ戦で動きが重かった欧州勢のコンディション管理にも赤信号が灯った状態だ」

 オマーンとの戦績は4勝1敗で勝ち越しているが、「ただ、唯一の敗戦がアウェーゲームだったことを忘れてはならない。韓国は2003年10月、オマーンのマスカットで行なわれたアジアカップ予選で、オマーンに1-3で衝撃的な敗北を喫した」。
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 記事では、「ホン・ミョンボ監督は中東遠征の経験が少ない」と指摘する。

「2014ブラジル・ワールドカップ本選を控えて指揮を執ったホン・ミョンボ監督は、当時19試合を戦ったが、一度も中東チームと対戦しなかった。蔚山HD時代にも3度、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出たが、中東チームと対決していない。今回のパレスチナ戦が、自身のA代表チームにおいて初の中東戦だった」

 一方で「良い記憶もある」とニューシスは振り返る。「オリンピック代表時代、オマーンに3-0で完勝し、2012年ロンドン五輪本戦進出に導いたことがある」のだ。

 10年以上も前のことだが、同メディアは「ホン・ミョンボ監督が当時の経験を活かせば、今回のオマーン遠征に役立つことができる」と期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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