<小泉進次郎のモテ遍歴>永田町屈指のイケメン政治家が家事、育児に奔走する”イクメン”になるまで…側近はいまも「女性スキャンダルは命取りになる」と警戒を強めるが…

滝川クリステル氏は進次郎氏の理想の相手 

文春報道をきっかけに、さらに警戒レベルを上げるようになった進次郎氏。そのプライベートは厳重に管理され、実際に交際相手がいるのかすら謎となっていた。

ベールにつつまれていた女性関係をスッパ抜いたのは、再び週刊文春だった。2020年に「進次郎 政治資金で『不倫ホテル代』 幽霊企業に“ポスター代”4千万円の怪」(2020年1月2日・9日号)というスクープを報じたのだ。

記事によると2015年ごろに進次郎氏が人妻の実業家と不倫関係に陥っており、軽井沢プリンスホテルで逢瀬を楽しんでいたという。密会場所が、また“プリンスホテル”であったことも永田町では話題になった。

「プリンスホテルは清和会(旧安倍派)御用達ホテルで、父・小泉純一郎も政治資金集めのためによく利用していた。つまり小泉家にとっては長い付き合いで、進次郎氏にとってもいろいろと便利だと感じて利用しているのだと思います。実際に、文春報道では逢瀬に利用した軽井沢プリンスホテルの宿泊代を政治資金から支出していたと報じられています」(前出の政治部記者)

進次郎氏の恋愛遍歴をたどっていくと、そのタイプはまず「美形」であること。そして「年上で甘えられる女性」という傾向が見えてくる。

その意味でまさに“ドンズバ”といえるのが、2019年に電撃結婚した4歳年上の滝川クリステル氏なのかもしれない。結婚の報をうけ、兄・小泉孝太郎が「見てればタイプかはわかりますよ」と語っていたように、進次郎氏にとってまさに理想の女性だった、といえそうだ。

二人の交際はマスコミからはまったくのノーマーク。クリステル氏が結婚報告会見でも明かしたように、二人で外出デートしたことも皆無だったという。

進次郎氏はマスコミの囲み取材で「政治の世界は戦場。でも彼女といると鎧を脱いで無防備でいいんだと思えた」とのろけ、クリステル氏も「素のまま、ありのままでいられるいい関係」と相づちを打つ仲のよさをうかがわせた。

理想的な伴侶を得て2児の父親となった進次郎氏は、演説などでもパパキャラを売りとするようになった。今回の総裁選では選択的夫婦別姓制度について言及するなど、妻クリステルの影響を多分に感じさせる言動も目立つ。

「滝川クリステル氏の尻に敷かれているといわれる進次郎氏は家事分担に育児に奔走中。今やイクメンとして、世間の女性からのイメージはすっかりよくなっているだけに、側近も『女性問題は命取りになりかねない』と警戒感を強めています。

 父・純一郎氏も数多くの浮名を流した政治家でしたが、離婚後に独身を貫いた。その理由のひとつが不倫スキャンダルなどを起こさないためだったとも言われています。

名家のイケメン坊ちゃんとしてモテ人生を送ってきた進次郎氏だけに、今後、さらなる女性スキャンダルが飛びだすのかどうか、永田町では注目されています」(自民党関係者)

首相にいちばん近い男の行く末はいかに――。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班