「東京とは比べ物にならない」「つらいっす」日本代表戦士たちがバーレーンの過酷な暑さに本音。日中は尋常じゃないほど…【現地発】

「尋常じゃない暑さだな」

 9月7日の10時過ぎ、バーレーンはマナマにある空港の外に出ると、まずそう感じた。

 もちろん予想はしていたが、強い日差しのためか、38度という気温以上の暑さを感じた。「こんな環境でサッカーをやったらやばいな」と。

 ただ、日本代表がバーレーン戦(北中米ワールドカップ・アジア最終予選第2節)に向けて練習を開始した18時には――気温は依然として36度はあったものの――多少の風もあり、だいぶ過ごしやすくなっていた。

 ただ、日本代表の選手たちも、やはりこの気候には参っているようだ。

 DFの町田浩樹は「いやぁ、東京は暑いなと思ったんですけど、それ以上に全然比べ物にならないぐらい、こっちのほうがは暑かったです。風もあるんですけど、ぬるい感じで」と苦笑。それでも、「日没を過ぎると、ちょっと(気温が)下がってる感じはしますね」と話していた。
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 MFの中村敬斗も「結構つらいっすね」と本音。湿度対策については、「水分補給ぐらいじゃないですか。あとはよく寝たりするぐらい(笑)」と答えている。

 昨年9月、パリ五輪のアジア一次予選でU-23代表の一員としてバーレーンでの試合を経験したGKの鈴木彩艶は、「(当時のメンバーだった)細谷(真大)選手と高井(幸大)選手と『去年のほうが暑かったね』って話してました」と言いつつも、「十分暑いですけど」とコメントした。

 いずれにしても、この暑さや湿度は、森保ジャパンにとって“難敵”となりそうだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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