レシピを見ながら料理を進めたのに、なぜか失敗してしまった経験はないだろうか。編集部の調査で、決して少なくない人が経験していることが分かった。

 
画像をもっと見る

■約6割「レシピ通りでも失敗」

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女632名を対象に「料理の失敗」に関する意識調査を実施したところ、全体で59.7%の人が「レシピを見ながら進めたのに料理に失敗した経験がある」と回答した。

料理は単にレシピを追うだけでは成功しない場合があり、経験などが必要なこともあるのだろう。

関連記事:リュウジ氏、料理が苦手な人へのアドバイスに反響 ファン「コレに尽きる」

■年齢を重ねた女性に多く

性年代別では、すべての年代で女性の割合が高くなっている。また女性でも年代が上がるほどに、多くなっているのも特徴といえるだろう。

年齢を重ねた女性ほど、料理をする機会がこれまでに多かったのが一因かもしれない。

関連記事:「トマトとオクラのふわたま中華炒め」 すぐ作れる中華料理でごはんが進み過ぎる…

■ケーキが焦げてしまい

ケーキ作りに失敗した20代女性は、「ある日、ケーキ作り挑戦したときのことです。レシピを何度も確認しながら、材料を正確に測り、手順を一つひとつ丁寧に進めました。しかしオーブンで焼き上げる段階で、焦げて失敗してしまったんです。設定温度もきちんと、レシピ通りにしたのですが…」と当時を振り返る。

さらに続けて、「見た目もひどく、食感も最悪でした。ただせっかく作ってもったいないので、すべて自分で食べたんです。本当は家族と一緒に食べるつもりでしたが、さすがにこの味では他の人に渡すのが申し訳ないと思いました」とも話していた。

関連記事:そうめん茹でるとき、2人に1人が失敗する“あの問題” マツコも「書いといてほしい」

■オクラが噛み切れない

このような失敗談はXでも多くの共感を呼んでいて、「オクラのマヨネーズ醤油焼き。味付けは間違いなく美味いが、オクラの筋が強くて噛み切れないレベル。レシピ通り作ったが、使うオクラ自体が悪かったのか、焼きが甘かったのか?」と失敗の理由を悩む声もあった。

しかしレシピ通りに作ったからこそ失敗した例では、「今日の牛丼、失敗した。久々に料理失敗した。激甘で終わっている。レシピ通りじゃなくて自分の勘も信じなきゃだめだな」というものもあった。

(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

2024年7月22日~2024年7月25日 
調査対象:全国10代~60代の男女632名