フランス1部モナコに所属する日本代表の南野拓実が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。リバプール(イングランド1部)時代の恩師であるユルゲン・クロップ氏について語った。
セレッソ大阪の下部組織で育った南野は、17歳でトップチームに昇格。その後、2015年にはオーストリア1部のザルツブルクに移籍し、2020年にリバプールに加入した。
当時、リバプールを指揮していたのがクロップ氏だった。“ゲーゲンプレス”など、特徴的な戦術で知られる57歳のドイツ人は、南野にとってどのような人物だったのか。
「ちょっと感じるとは思うのですけど、包容力みたいなものがあって。お父さんみたいな。モチベーターとしてチームにエネルギーを注入するというところでは、世界一の監督だと思います」
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個人へのアプローチも丁寧なようで、南野が加入した直後に「タクミはタクミのままで良い」と声をかけてもらったと明かす。
「世界一のクラブの監督が、『俺の戦術があって、ここのピースとして来ているから、この仕事をしろ』と言われるだろうなと。そのつもりで練習から、すごく聞き耳を立ててやっていました。でも、そうじゃなくて『考え過ぎなくていいから、自分のプレーをすれば良いよ』と」
そんな元指揮官に、南野は「楽にはなりましたね」と感謝した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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