「全然それは違う」3試合で17得点0失点。凄まじい日本代表の3バックは守田英正が発案者? 本人は「提案がどうとかは正直ない」【日本代表】

 日本代表は、9月5日に開催された北中米ワールドカップのアジア最終予選・第1節で中国代表を埼玉スタジアム2002に迎え、7-0の大勝を収めた。

 この一戦では、ミャンマーとシリアに5-0で圧勝した6月シリーズに続いて3-4-2-1を採用。右に堂安律、左に三笘薫とアタッカーを両ウイングバックに置く攻撃型の布陣が奏功し、相手を圧倒した。

 これで3バック導入以降の3試合で17得点・0失点。実力差があるとはいえ、公式戦であり、凄まじい数字である。

 バーレーンで行なわれた7日の練習後の取材で、その3バックに関して、テレビ番組で“発案者”だったと紹介されたことついて、「どういった経緯だったのか?」と質問を受けたMFの守田英正は、こう説明している。
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「自分が提案って言い方したら、なんかすごく大きく自分が言って、それに合わせてやってくれたみたいな感じなんで、全然それは違って。元々、森保(一監督)さんをはじめスタッフ陣がそういうオプションを一つ絞ってた中で、よりそっちの方が流動的にポジションを取りやすかったりとか、配置的にボールの循環がよかったりとかそういう話をした。そんな提案がどうとかいうのは正直ない」

 プランとしては元々あり、意見を求められたので、3バックのメリットを話したということのようだ。

 その3-4-2-1の利点について、「守るときはしっかり5枚引いて守れるし、攻撃ではウイングバックを上げて5枚、ボランチの1枚が上がれば3-1-6で6枚ぐらい上れる」と改めて強調。「やるべきことは多いですけど、最終予選を通じてレベルアップできたらいいと思う」と語った。

 いずれにしても、まだまだ伸び代もある3バックに手応えを感じているようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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