9月5日に行なわれたホームでの中国戦に7-0で圧勝した日本代表は、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の連勝を目ざし、10日のバーレーン戦に向けて敵地で調整を続けている。
そんな日本代表にコーチとして今回から加わったのが、今年5月にフランクフルトで現役を引退したばかりの長谷部誠だ。
その長谷部コーチが日本代表のキャプテンを務めたワールドカップ3大会(2010、2014、2018年)で共闘し、現在は2022年に続く5大会連続出場を目ざしている長友佑都は、新コーチが入閣した効果について、8日の取材でこう語った。
「長谷さんは本当に世界目線というか、ヨーロッパ目線で話してくれるから選手もすごくすぐに腑に落ちる。長谷部さんの一つ一つの言葉は重みがあり、それが情報ではなくて、経験から伴う言葉だから非常に後輩たちもすぅーと心の中に入っている感じがしますね」
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また、その長谷部コーチがボランチの選手とよくコミュニケーションを取っている点をついて質問を受けると、「ボランチで鎬を削ってきたからね、酸いも甘いも経験しているし、ポジショニング、心構え、日本代表たるものの責任を伝えていくんじゃないかな」と答えている。
自身の経験に伴う説得力のある言葉は、間違いなく選手たちのプラスになっているようだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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