批判が続くフランス代表に、守護神が喝を入れたという。
９月６日に行われたUEFAネーションズリーグの第１節で、フランスはイタリアに１－３と逆転負けした。報道によると、GKマイク・メニャンが、ロッカールームで怒りを露にしていたそうだ。
フランス紙『L’Equipe』の報道として、イタリア紙『Gazztta dello Sport』が伝えたところによると、メニャンはチームの姿勢に不満を表し、ドレッシングルームで数分にわたって怒声をあげたという。そのなかで、「イタリア代表でフランス代表のスタメンになれるのは２選手しかいないだろ」と発言したそうだ。
フランスはワールドカップでは前々回に優勝し、前回も準優勝と連覇に迫った。EURO2024もベスト４という成績だ。一方、イタリアはEURO2020で優勝したものの、前回大会はベスト16で惨敗。ワールドカップは２大会連続で予選落ちと苦しんでいる。
セリエAのミランに所属するメニャンは、母国のタレントたちのみならず、イタリアサッカーもよく知っている。タレント力ではフランスの方が勝っているとう自負があるからこそ、敗戦を受け入れられず、報じられたような発言をしたのかもしれない。報道によると、メニャンの喝にチームは沈黙。反論する者はいなかったそうだ。
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この檄が、フランスを発奮させるのか。ベルギーとの第２節の出来が注目される。
一方で、イタリアにおけるメニャン発言の影響も気になるところ。ミランは開幕から３試合で２分け１敗と苦戦中。３試合連続２失点と、守備に対する批判が少なくない。ミランサポーターからの信頼は厚いメニャンだが、他クラブのファンがどのような反応を見せるかも目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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