映画監督・脚本家の三谷幸喜氏(63歳)が、9月8日に放送されたトーク番組「日曜日の初耳学」(MBS・TBS系)に出演。俳優・大泉洋について「ガッカリ」「もう2度と仕事したくない」と思ったことについて語った。
映画「スオミの話をしよう」の監督・脚本を務めた三谷幸喜氏が、番組のゲストとして登場。三谷氏はときどき舞台中に俳優へイタズラを仕掛けることで知られており、その理由として「全部、舞台ですからね? 舞台をやっていると、どうしても停滞する時期があるんですよ。同じ台本で同じ演出で2〜3週間もやっていくと、どうしても盛り上がりが薄くなるというか、予定調和になりがちなんですよね。そんな時に僕はそこに起爆剤を投入したいっていうふうに」と説明する。
そして、大泉が番組に出演したとき、三谷氏のイタズラのせいでセリフをかんでしまったとボヤいていたことについて、三谷氏は「それはアイツが悪いんです。僕はガッカリです! なぜかというと、このイタズラをやるのは、僕は信頼しているから。絶対に崩れないと思っている俳優さんにしかやらないですよ。例えば初舞台で緊張している人にちょっかいとか絶対出さない。基本的に芝居が崩れたら意味がないから。大泉洋さんはセリフをかんでしまった。もう僕の信頼を裏切った。ありえない。もう2度とコイツと仕事したくない。注意しました。『もう2度とやるなよ!』って」と語った。