日本代表は、9月5日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第1節で中国代表と埼玉スタジアム2002で対戦。7-0の大勝を収めている。
この一戦で、森保ジャパンは、ミャンマーとシリアにともに5-0で圧勝した6月シリーズに続いて3-4-2-1を採用。ウイングバックの右に堂安律、左に三笘薫を配する攻撃型の布陣が見事に機能し、中国を粉砕した。
その試合で2シャドーの左に入り、2ゴールと躍動した南野拓実は、8日の練習後の取材で、その3バックについて、「今やっているのは攻撃的な感じなんで。両ウイングにすごくいい選手がいる中で、彼らの特長を生かすのにすごくいいフォーメーションかなと」とコメント。こう言葉を続けた。
「それは今までの日本代表にはなかったと思うし、より現代的なサッカーの戦い方を可能にする選手がいるから、すごくメリットかなと思います」
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モナコのアタッカーは、「デメリットは特にあまり感じていない」とも。今後は、アジアの強豪とも対戦するなか、まずは10日のバーレーン戦にフォーカスしている。
「サウジ(アラビア)とオーストラリア相手には多分また課題も出てくるのかなと思いますけど。強い相手になった時には。でもまずは目の前のバーレーン戦に集中したい」
新機軸の3バックによる“進化”に手応えを感じているようだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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