こんにちは。

日本酒が好きで好きでたまらない“日本酒ガチ勢”さんに、コンビニの日本酒についてお話をうかがいました。

日本酒の種類は千差万別。初心者の方には手が出しづらいお酒の種類でしょう。

そんな初心者さんこそ、コンビニで買うメリットがあるのです。

それは……

「少量が低価格で売ってる」

そう、コンビニで売ってる日本酒は、「少量パック」「低価格」。

今回はコンビニで買える日本酒3選と、コンビニグルメとの相性を紹介します。

※「日本酒」に詳しいヘビーユーザーが実際に購入して真剣に使いました。実体験をもとに、本音・本心で評価しています。

【1】「もう一口」が進む一品

今回ご紹介する日本酒はこちらの3点です。

菊正宗 しぼりたてギンネオカップ

見た目はワンカップを紙製法にしたもの。銀色のカップに白い文字が映えます。

価格は240円(税込)。容量は180mlで、度数は14%以上15%未満です。

銀色の蓋を開けると、ふんわりと日本酒を感じるものの、初心者が苦手な匂いは感じられません。

一口含むと、果物のようなみずみずしさと口に広がる優しい甘みを感じます。

口当たりも軽く、「もう一口」が進む一品です。

この「ネオカップ」というものですが、実は特許を取得しているとのこと。

紙にお酒の香りを吸わせないよう、独自の製法をしているのだとか。

【2】人によっては梅酒と感じるほど

一ノ蔵 ひめぜん

赤紫の缶に椿のイラストが載った、なんともかわいらしいお酒です。

価格は348円(税込)。容量は180mlで、度数は8%です。

お酒の表記がなければジュースと見間違うのでは?と思わせる見た目です。

キャップを開けるも、お酒の香りは一切しません。

一口飲むと、最初に「これは日本酒か?」と思わせるほどの甘さが口の中に広がります。

続いて喉を通る際に少しの酸味を感じ、そこで「これは日本酒だな」と思わせます。

こちらは極甘口といわれる一品で、日本酒の中でも特に甘さにこだわったものになります。

人によっては梅酒と感じるほど。

【3】少しクセあり?「清州桜 ミニ鬼ころし」

清州桜 ミニ鬼ころし

価格は111円(税込)。容量は180mlで、度数は14%です。

牛乳パックのような形に、鬼の文字とイラスト。「コンビニで買える日本酒」を体現したかのようなデザインです。

日本酒をストローで飲むという、なんともチープさを感じずにはいられません。

ストロー越しに感じるのはキリっとした飲み口と、お米ならではの少しクセのある甘さ。

この両方が、ストローという狭い洞窟から一気に口の中を支配する様は、まさに日本酒そのもの。

はっきり言うと初心者の方におすすめは致しません。

しかし!ぜひおすすめしたい飲み方があります。

■コンビニおでん“つゆ”を「清州桜 ミニ鬼ころし」に入れて飲む!?

それは、「おでんのつゆ割り」です!

これが爆うまなんです!

今や、夏でもコンビニにはおでんがあります。「冷しおでん」なんていうものもありますね。

その「おでんのつゆ」と鬼ころしをぜひ混ぜて飲んでください。表情が激変します!

なんって相性がいいんだろう…考えてみれば、それはそう。日本のもの同士ですしね!

普段からチューハイや梅酒など、甘いお酒を飲んでいる方には「ひめぜん」を。

少しクセがあってもいい!日本酒のんでみたい!という方には「しぼりたてギンネオカップ」を。

普段から日本酒を飲んでおり、変わった飲み方がしてみたいという方には「鬼ころし」をおすすめします。

コンビニ日本酒、まだまだ可能性を感じる〜〜〜っっ!

※情報は掲載時点のものです。

<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>