フリーアナウンサーの大島由香里(40歳)が、9月8日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。悪質な“ワンタッチ痴漢”の被害を告白した。

番組は今回、どさくさに紛れて他人の身体を触って逃走する“ワンタッチ痴漢”による被害を伝えた。

女子プロレスラーの井上貴子は、全日本女子プロレス全盛期を振り返り、ファンの行き過ぎた行為を告白。井上さんは「“セクハラ”という概念が頭になかった時代。場外乱闘でお客さんのところに投げられたら、衣装のあらゆるところから手が入ってくることもあった」と明かし、「犯人がわかれば捕まえてもらって、試合が終わってから裏で『腕立て1000回やれ』とかお仕置きをするしかなかった。訴えたり、証拠になるものがなかったりした時代。泣き寝入りになっちゃっていた」と、人気商売ゆえに表沙汰にならないように対処していたことを語った。

フリーアナウンサーの大島由香里は「ワンタッチ痴漢を経験したことがある」と口を開き、「電車のドアが開いた瞬間に、降りる人に通りすがりで胸を触られたことがあった。あまりにも一瞬の出来事だし、大勢の人が勢いよく降りていく中で、『間違えて、手が当たっちゃったのかな?』と考えているうちに、あっという間にその人を見失ってしまった」と明かした。

続けて、大島は「『さっきのは痴漢だったんだ』と気づいた時にはもう遅い。触られた瞬間で判断して、追いかけて捕まえないと対処できないし、最初は『怖い』と思考停止してしまうから、かなり悪質」と訴えた。